キャンプやハイキングの際、荷物は少しでも軽いに越したことはないでしょう。とはいっても、モノを減らせばまた違った我慢が必要になってきます。とくにこれからの時期、飲料水だけは減らすわけにいかず、これがけっこう重い…。
なにか手はないかと考えていたところ、ヒントがmachi-yaに転がっていました。現在プロジェクトを実施中のフローティングバックパック「HoverGlide(ホバーグライド)」なんですが、なんと“体への負荷を最大86%削減”するのだとか。もはや魔法ですよね。
今回、サンプルをお借りすることができたので実際に試してみました。結論から申し上げますと、“バックパックが浮く”というのは、ウソのようでホントの話でした。
魔法の背負い心地を体験してみた
今回お借りしたのは、machi-yaに登場した2つのタイプのうち、より耐久性の高い「TACTICAL(タクティカル)」です。
さっそく山に向かい、魔法の背負い心地を体験してみました!
約7kgの荷物を入れて歩いてみると、ズッシリ感がまったくなく不思議な感覚。
軽く走ってみると、バックパックが身体の上下に合わせてスライドし、肩などにかかるはずの負荷を取り除いてくれているのがわかります。これは快適! トレイルランニングなんかにもってこいなんじゃないでしょうか。
ジャンプしてみたところ、バックパックは1点に静止し、確かに浮いているように見えます。実際この状態では、身体への負荷もほとんど感じません。
レバーでの調整は直感的
バッグ左側面にはフレームを固定/解除するためのレバーが。荷物を浮かせることができるのは最大11.5kgですが、それを超える重量もフレームを固定することで背負えます。
バッグ右側の面には、バネの張力調整のためのレバーがついていて、こちらを上下することでいい塩梅に浮かせることが可能に。フレームの固定/解除やバネの張力調整は、直感的に行えましたよ。
特許取得済みの吊り荷技術を転用
こうした奇跡的な体験を実現しているのが、特許取得済みの吊り荷技術。もともとは米軍の特殊部隊向けに開発された技術を、一般向けに転用したのが「HoverGlide」です。
科学ジャーナル『Nature』に掲載の研究では、歩行中に最大82%、ランニング中に最大86%、身体への負荷が軽減したことが示されています。
バックパックとしての能力も高め!
バックパックが浮く性能は、山だけでなく日常のあらゆるシーンで移動を楽にしてくれそうです。
特殊機構が目立つ「HoverGlid」ですが、バッグパックとしても、とてもシッカリしたつくりになっていましたよ!
ハーネスとヒップベルトが身体にフィット。エアメッシュが熱を逃がしてくれるのもうれしいポイントです。
容量は30Lと使いまわしがきくサイズ。メインコンパートメントは、ポケットやベルトでパソコンや衣類など荷物が分けて収納できます。
すぐにモノが取り出せるセカンダリポケットは大きめで、スマホや地図などを入れて幅広く活用できそう。ほかにもウォーターボトルポケットやスタッシュポケットも搭載です。さらには、2Lまでのハイドレーションパックも利用できます。
軽量で普段使いにも適した「HIKER」も
DWR(耐久性撥水)仕上げも施されていますので、急な雨でも安心です。
お借りした「TACTICAL」と、より軽量な「HIKER(ハイカー)」をラインナップしており、それぞれ。1000Dナイロン素材/200D素材との破れや摩耗に強い素材を採用しています。耐久性を重視する方には「TACTICAL」が、軽量性重視の方には「HIKER」がオススメです。
宙に浮くバックパック「HoverGlide」は、現在machi-yaにてプロジェクトを実施中です。
執筆時点では、一般販売予定価格140,463円から30%OFFの超々早割コースが選択可能で、98,320円(消費税・送料込み)とかなりお求めやすくなっています。
特許取得済みの高度な技術を搭載したバックパックをぜひこの機会に。スペックなどの詳細は、以下のページでチェックいただけますよ!
Image: TITLEinc
Photo: 山田洋路
Source: machi-ya