六角形の筆記具は、それだけで心が軽くなる感じがあります。

それは、鉛筆を使っていた記憶を呼び覚ますからではないでしょうか。小学生のような、まだ右も左もわからない。そのかわり夢と希望にあふれていた時代。

その時代の記憶が、六角形のボディを指にするときに、ムードとなって心を軽くしてくれるのではないかと思います。久しぶりに手に取ってみると、童心に帰り、心が軽くなったような気がします。

そんな鉛筆にしかない軽やかな雰囲気と、安定した太い描線に、シャープペンのような扱いやすさを併せ持ったアイテムが、今回紹介する「penco PRIME TIMBER」です。

シャーペンの手軽さと、鉛筆の書き心地が合体

構造としてはシャープペンシルに分類されるでしょう。ノックすることで本体から芯が少しずつ出てくるようになっています。

しかし、特徴的なのはその芯の太さ。なんと直径2mm。鉛筆でもレアな太い芯を内蔵しています。

さらに本体は、木製の六角形のボディ。この手になじむ感じ、そして太い芯の書き心地は、まさに鉛筆のそれです。

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末端のノック部。使い方の基本はシャープペンと同じ
末端のノック部。使い方の基本はシャープペンと同じ
先端部。2mmの芯はしっかりとした太さがある
先端部。2mmの芯はしっかりとした太さがある
末端のノック部。使い方の基本はシャープペンと同じ
末端のノック部。使い方の基本はシャープペンと同じ
先端部。2mmの芯はしっかりとした太さがある
先端部。2mmの芯はしっかりとした太さがある

消しゴムで消せるうえに、芯が折れにくいという独自のメリットがある鉛筆ですが、ビジネスシーンでは、削らないと使えないうえにカスが出るため、なかなか実用は難しいもの。

そんな鉛筆の難点を克服したのがこの「PRIME TIMBER」なのです。

実際に持った感触は、見た目よりもずっしり感、安定感があり頼もしい感じ。2mmの芯も力強く太いです。

手に力を入れることなく書ける点は、一般の鉛筆ともシャープペンとも異なるこの製品ならではの感覚。

これを使って、ビジネスのアイデアを出したり、ラフスケッチや図を記入したりしてみましょう。気ままに、思いつくままに書いても、2mmの芯は太いので簡単には折れません。

消しゴムがあれば、いくらでも消して書き直せるので、失敗も怖くありません。いつもとは違うアイデアが出てくるかもしれませんよ。

また、本体には芯削りが付属しています。芯を1cm程度出して削ることで先端部が鋭角になり、より細かな線を書くことも可能に。 

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付属の芯削り
付属の芯削り
芯を削る。芯を出しすぎないのがポイント
芯を削る。芯を出しすぎないのがポイント
付属の芯削り
付属の芯削り
芯を削る。芯を出しすぎないのがポイント
芯を削る。芯を出しすぎないのがポイント

替え芯にはHB、B、2B、そして赤が用意されているので、好みや用途に合わせて選べます。

普通のシャープペンと違うのは、芯は基本的に1本しか入れられないことでしょう。

小洒落たデザインがペンケースに映える

これは、雑貨も手がけるメーカー・HIGHTIDEと北星鉛筆のコラボ商品

もともと北星鉛筆には「大人の鉛筆」という人気アイテムがあります。こちらもPRIME TIMBERと同様、ノック式で2mmの芯を使用する商品。ただし、ボディはプレーンな無地です。

一方のPRIME TIMBERは、本体に英字をあしらい、カラーリングも洗練された見た目。小洒落たペンのようで、ビジネスシーンにもよくなじむルックスです。


鉛筆ライクな使い心地でありながら、扱いが手軽で、より自由な描線が書ける。

PRIME TIMBERはペンケースに1本常備しておきたいアイテムです。

Source: Hightide Online