大相撲

貴乃花親方、追い込まれ 受け入れ先なく決断

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日本相撲協会に引退届を提出して記者会見する貴乃花親方=東京都港区で2018年9月25日午後5時54分、長谷川直亮撮影
日本相撲協会に引退届を提出して記者会見する貴乃花親方=東京都港区で2018年9月25日午後5時54分、長谷川直亮撮影

 大相撲の元横綱・貴乃花親方(46)が日本相撲協会に引退届を提出した。25日に行われた記者会見で、貴乃花親方は協会と決別する道を選んだことについて「苦渋の決断」「断腸の思い」と語った。協会は7月の理事会で、今月27日の理事会までに全親方が五つある一門のどこかに所属することを決めたが、貴乃花親方だけ受け入れ先が決まらなかったことが引退届につながった。【高橋秀明】

 貴乃花親方は2003年初場所で現役を引退。一代年寄「貴乃花」となり、貴乃花部屋を設立した。10年には協会理事選に立候補して初当選したが、その際に二所ノ関一門を離脱。一門の枠を越えて支持を取りつけた親方とともに「貴乃花グループ」を形成した。14年に貴乃花一門に格上げされたが、昨年の九州場所前に弟子の貴ノ岩が元横綱・日馬富士に暴行された事件を巡り、報告義務を怠ったとして今年1月に協会理事を解任された…

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