紀平梨花、フリー1位も初Vならず 大会後は4回転練習を再開へ
毎日新聞
2018/12/23 21:38(最終更新 12/24 02:28)
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フィギュアスケートの全日本選手権は第3日の23日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、女子のフリーで、グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(関大KFSC)は1位の155・01点を出した。だがSP5位の出遅れが響き、合計は223・76点で2位にとどまった。
自ら未来を切り開くという意志の強さがあった。SP5位からの大逆転優勝はできなかったが、靴のアクシデントに耐えて戦い抜いた紀平は「あれが最高の演技かな。靴に感謝の気持ちしかない」とうなずいた。
「こんなところでミスをしている人は五輪で勝てない」と自身に言い聞かせた。トリプルアクセル(3回転半)2本を成功させるなど、テーマの「パワーにあふれた地球」を表現した。終盤の3回転ルッツからの3連続ジャンプは、ルッツの着氷が乱れたが、1回転―2回転をつけた。1点でも多く積み重ねようとする執念がみえた。
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