＜リビング＞季節毎のおうちメンテは掃除箇所を絞って時短

家の中でもっとも掃除頻度が高く、比較的きれい度の高いリビング。そんなリビングも、定期メンテナンスでは、いつもは見落としてしまう箇所を掃除しましょう。使うものは“軍手”。軍手をぞうきん代わりにして、細かなところを掃除していきます。手が汚れないようにゴム手袋の上から軍手をはめ、拭く時は指でなぞるように拭いていきます。

・テレビの裏
　モニターの裏には細かな溝がたくさん。以外とホコリが溜まってるので、指で落としていきます。
・幅木
　壁と床の継ぎ目の幅木は、掃除機がかけづらい箇所。指でさっと拭えばきれいに。
・スイッチカバー
　表面は手のひらで、枠は指を使って一周すればきれいに。
・リモコン
　ボタン同士の隙間や溝に親指を立てて沿わせ、ホコリをかき出しましょう。
・床と家具、壁と家具のすきま
　指が入らない隙間は、針金ハンガーに古ストッキングをかぶせホコリを取りましょう。

＜キッチン＞面積が大きな部分はとくにピカピカに

リビングから続いている間取りだと、とくに人目につきやすく汚れが目立ちやすいのがキッチン。目に付く部分をきれいにしておけば、一気に清潔な印象になります。

・壁
油や液体の飛び散りが気になる壁は、重曹水をスプレーしたぞうきんで拭きましょう。加えて水拭きすることで、重曹の白残りを防ぎます。
・シンク
使うものはスポンジと食器用洗剤。泡立てたら一方行に動かして磨き、水で流す。簡単なので、日頃からやっておくのがベスト。蛇口は三つ編みしたストッキングで磨きましょう。
・コンロ
お湯9に対し、重曹を1の割合で作った重曹液をビニール袋に入れ、そこに五徳などを入れてつけおき。その後スポンジなどで磨くと汚れが落ちやすい。

＜トイレ＞溜まりがちなホコリ＆ニオイ

日頃から掃除をしていても、ニオイが気になることはありませんか？　また、じつはトイレはホコリが溜まりやすい場所。季節毎のメンテでは、ホコリとニオイを重点的に攻めましょう。

・ペーパーホルダー、タオルホルダー
軍手をゴム手袋の上からはめ、その手にエタノールをスプレー。なでるようにペーパーホルダーやタオルホルダーをふいていきます。裏面も忘れずにしましょう。
・壁
トイレのニオイの原因は便器だけでなく、床や壁も。いつものお掃除ではスルーしがちな壁は、ぞうきんにエタノールをスプレーしふいてください。上から下へ一方向に動かすと◎。

＜バスルーム＞カビ対策を重点的に

掃除をしなきゃと思いつつ、ついつい後回しになってしまうバスルーム。カビや水アカが気になる場所。ラップを使えば、短時間＆放っておいてもOKなので、空いた時間が別の作業に使えます。また、最後には必ず水をふき取ると良いでしょう。

・桶、椅子
酢と水を2対3の割合で混ぜた液を、スプレーなどで吹き付けラップ。20〜30分放置したら水ですすぎます。
・鏡
古ストッキングを丸め、クリームクレンザーを付けて磨きます。水で流した後は、からぶき。
・壁
カビが生えてしまったらカビとり洗剤を使います。スプレーしたらラップで覆い5〜15分放置。
・ドア
ドアレールのカビは、キッチンペーパを敷いた上からカビとり剤を吹き付けて除去。5分くらいしたら水で流します。ドアの表面は壁と同じように掃除。

アウトソースもあり！場所を限定して賢く使おう

なるべく短い時間で掃除できるコツをご紹介しましたが、全ての部屋をきれいにするにはどうしても時間がかかってしまいます。そんな時におすすめなのが、「家事代行」の利用。お金はかかりますが、特に汚れが気になる場所を重点的に掃除してもらえば、お得に使えます。

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