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新型コロナウイルス感染症による影響は、わたしたちの日常生活にまで及んでいます。
外出自粛ムードによって、今までのようにデートや婚活がしづらくなった昨今。男女の意識は、どのように変化したのでしょうか?
ここではコロナ禍におけるデート・結婚に対する意識調査を紹介します。その実情をチェックしながら、リアルな恋愛観・結婚観を紐解いていきましょう。
目次【本記事の内容】
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、多くの日本人が外出自粛生活を余儀なくされました。クラスター(集団感染)を予防するために3密(密閉・密集・密接)を避ける行動が要請されています。
外食やコンサート、旅行など外出する機会が減ったという人も少なくありません。これは男女関係においても同じことがいえます。
いわゆるソーシャルディスタンスに注意を払ったデートや交際、婚活が求められています。では実際にデート・結婚に対する意識は、どのように影響を及ぼしたのでしょうか。
結婚相手紹介サービス「オーネット」が実施した、独身男女対象の調査をもとに詳しく見ていきましょう。
2020年8月12 日(水)~8月18日(火)、20 歳~34 歳の独身男女に「コロナ禍におけるリアルデートに関する意識調査」を実施。人数は937 人 (男性445人/女性492人)です。
【結果】
・男女あわせて52.8%が「はい」、45.2%が「いいえ」
・「はい」と回答した男性は 51.9%、女性は53.6%
【結果】
・男女合わせた上位3回答は、「飲食店(カフェやランチ系レストランなど)」34.9%、「ショッピング(専門店、ショッピング モールなど)」32.7%、「飲食店(居酒屋、ディナー系レストランなど)」31.8%
・男性20代前半は「飲食店(カフェやランチ系レストランなど)」が43.5%
・30代の回答トップは、男女ともに「飲食店(居酒屋、ディナー系レストランなど)」で、女性30代前半が36.0%、 男性 30 代前半は 36.2%
【結果】
・「気になるので、3密対策を行っている場所を選んだ」が 25.6%
・「気になるので、除菌用品を持参して使用した」 が 20.7%
・「気にはなったが、特に何もしなかった」が 15.8%
・「気にならなかった」が 14.0%
【結果】
・「感染対策に気を付けながら、直接会いたい」が全体の49.8%
・「オンラインのデートを中心にしたい」は女性が 5.8%、男性が 12.1%
・「この先の状況を見てからでないと分からない」は男性が16.4%に対し、女性が24.7%
この調査結果からわかることは、コロナ禍でも過半数がデート(ランチ・ディナーの外食が中心)に出かけていたことです。その中で、ソーシャルディスタンスを気にしない人たちが約3割。外出自粛が続いても、過半数がリアルデートを希望しています。
2020年5月25日(月)~5月28日(木)、20歳~39歳の独身男女に「独身男女のコロナ禍における結婚に関する意識調査」を実施。人数は992 人 (男性496人/女性496人)です。
【結果】
・「非常に結婚したくなった」が男女あわせて12.2%(男性10.3%・女性14.1%%)
・「やや結婚したくなった」が24.2%(男性21.2%・女性27.2%%)
・「変わらない」が男女あわせて57.4%(男性63.3%・女性51.4%)
【結果】
・「一人でいることに対する孤独感や将来に対する不安感」が男女あわせて61%
・「誰かと一緒にいたい」が男女あわせて21%
この調査からは、先行きが不透明なコロナ禍において、女性の方が男性よりも結婚に対する意識が高まりやすいことが読み取れます。この理由は孤独感や将来へ不安が挙げられます。
2020年7月14日(火)~2020年7月17日(金)、20歳~34歳独身男女に「独身男女の結婚希望年齢と交際期間に関する意識調査」を実施。人数は、1,329人 (男性665人/女性664人) 。
【結果】
・「29 歳までに結婚したい(したかった)」が女性42.2%、男性25.6%
・「34 歳までに結婚したい(したかった)」が女性27.6%、男性33.1%
【結果】
・「29 歳までに結婚したい」20代前半男性は、昨年の59.0%から49.5%に減少。20 代後半男性も30.0%から22.3%へ減少
・「30 歳~34 歳で結婚したい」」20代前半男性は、昨年の14.6%から22.3%へ増加。20 代後半男性も25.5%から48.1%へ増加
・「35 歳~39 歳で結婚したい」は30 代前半男性は昨年の23.0%から31.2%増加
【結果】
・「29 歳までに結婚したい」20代前半女性は、昨年の71.4%に対して今年は71.1%
・「30 歳~34 歳で結婚したい」20代後半女性は、昨年の57.6%から78.5%に増加
・「39 歳までに結婚したい」30代前半女性は、昨年の59.6%から74.6%に増加
【結果】
・20 代前半男性の「3ヶ月~1 年未満」という回答が、去年の22.6%から10.9%に減少。一方で「その他(わからない)」という回答が、去年の15.6%から23.8%に増加
・30代前半女性による「3ヶ月~1 年未満」の回答が、去年の14.0%から21.6%に増加。「その他(わからない)」という回答が 31.9%から21.6%へ減少
昨年のデータと比較をすることで、コロナ禍で男女ともに結婚への意識が高まったことがわかりました。さらに男性は結婚するタイミングを先延ばしにする傾向があり、一方で女性は早期での結婚を望んでいます。
特に結婚適齢期とされる20代後半から30代前半の女性に、その特徴が見られます。将来の見通しが読みづらい状況で、男性は結婚を避けたいという考えがある一方、結婚をあまり考えていなかった女性も現実的なこととして受け止めるようになりました。
今回は、コロナ禍におけるデート・結婚に対する意識調査を取り上げました。
外出自粛という状況でも、積極的にリアルデートをしたい男女の本音が読み取れました。また不安定な社会情勢では、結婚意識が高まる傾向にあります。
リモートワークなどのひとり時間が増えることで、独身男女は異性とつながりを持ち、アクティブに動きたい欲求が高まっていると考えられます。今度も世の中の状況によって、どのようにデート・結婚意識が変化していくのか注目をしていきましょう。
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