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今後のキャリアや人間関係の悩みが増加|「国家資格キャリアコンサルタント有資格者調査」日本マンパワー調査

公開日2021/08/31 更新日2021/09/01


感染症の専門家や医療関係者から“災害級”とも指摘されるコロナ感染拡大により、働く人の今後のキャリアや人間関係の悩み相談が大幅に増えていることが、株式会社日本マンパワーの「国家資格キャリアコンサルタント有資格者調査」で明らかになった。

就業者向けに相談業務を行っているキャリアコンサルタントによると、最初の緊急事態宣言発令となった2020年と2021年の相談を比較すると、「増えた」が2020年の23.3%に対して2021年は52.0%と倍増している。

相談の方法も2020年と2021年では大きく違い、対面が昨年に比べて大きく減少する一方で(2020年36.3%、2021年3.6%)、オンラインが昨年の53.0%から64.6%と増加している。

オンラインによる面談スタイルも定着しつつあるようだが、相談の内容で大幅に増加しているのは、「今後のキャリアについて」が20.2%増、「職場の人間関係について」が16.9%増、「健康面について」が14.0%増だ。

相談テーマの上位3位の「今後のキャリアについて」、「ストレスや鬱、メンタル面について」「リモートワークや在宅勤務について」は、昨年とほぼ変わらないが、在宅勤務から職場への出勤に戻す企業もあるため、再び人間関係に悩む社員が増える可能性もあるようだ。

一方、相談を受ける側のキャリアコンサルタント自身は「オンラインによる相談は、非言語の部分が読み取りにくく、カウンセリングの質に困惑される」などといった悩みもあるようだが、今後はコロナ禍に苦しむ生活困窮者や失業者、未内定者や、雇止めをされたシングルマザーや、シニア、若者などへ支援をしていきたいとの声も聞かれた。

この調査から、今後のキャリアや職場の人間関係についての悩みが大幅に増加していることがわかった。企業においては、このような悩みに対応すべく、さまざまな体制や仕組みを充実させていく必要がありそうだ。

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