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その敬語の使い方、間違えていませんか?

公開日2023/05/19 更新日2023/07/12


研修を終えた新入社員が、そろそろ職場に配属されてくる時期です。学生から会社員へと環境が変わったことで、新入社員は大きな不安を抱えているのではないでしょうか。上司や先輩、取引先への言葉遣いに戸惑うことも多くなります。ビジネスシーンにふさわしい言葉遣いを再確認しておきましょう。



敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類

大事な取引先の担当者と接するとき、いくらZ世代とはいえ“若者言葉”でOKとは思っていないでしょう。もちろん職場で上司や先輩と話すときも、ビジネスシーンにふさわしい言葉遣いで話すことは、社会人としてのマナーです。


ビジネスシーンにふさわしい言葉遣いといえば敬語ですが、敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類があります。


尊敬語は目上の人への敬意や尊敬を表すもので、話し相手を立てる敬語です。謙譲語は自分がへりくだることで相対的相手を立てる敬語で、丁寧語は丁寧な言葉を使うことで、聞き手への敬意を表す言葉遣いです。


「了解」と「承知」の使い方の違い

社会人としてはまず、この3つの違いを理解し、それぞれの場面に応じて使い分ける術を身につけておく必要があります。「その程度のことは常識でしょう」という声も聞こえてきそうですが、実は間違えて使っていることも多いので注意しましょう。


たとえば、上司から「この書類、明日までにまとめておけ」と指示されたとき、思わず「了解しました」と答えていないでしょうか。しかし、上司や目上の人に対しては「承知しました」と答えるのが正解です。


“了解”の意味は「さとること・理解して認めること」(広辞苑)で、上司が部下の報告などを了承し、許可する場面で用いられる用語です。


オフィスでのやりとりに耳をすませば・・・

オフィスで日常何気なく交わされているやりとりの中にも、間違えて使われている言葉が多くあります。外回りから戻ってくると、あちこちから「ご苦労さまです」という声がかけられていませんか? しかし、正しくは「お疲れさまです」とかけるべきです。


また、「すみません」、あるいは「すいません」(口語)という言葉も、オフィスではよく耳にします。本来は「申し訳ありません」、あるいは「恐れ入ります」というのが、社会人としての正しい言葉遣いです。


とくに注意が必要な取引先への言葉遣い

間違った言葉遣いでも社内であれば、笑ってすませられる場合もありますが、取引先が相手の場合は、言葉遣い一つで取引が取り止めになってしまう可能性もあります。


ありがちなのが上司に来客を取り次ぐとき「お客様をお連れしました」という表現です。一見、丁寧な言葉遣いのようですが、“お連れしました”の“お”は、来客に対する敬語ではなく、上司に対しての敬語となります。


この場合、「お客様をご案内しました」、あるいは「お客様がお見えになりました」と使うのが正解です。


再確認すべきビジネスシーンにふさわしい言葉遣い

こう見てくると、オフィスでは口を閉ざして貝になりたくなってしまいそうですが、敬語の基本を確認しておくことで、誤用を避けることができます。とくに敬語表現で注意が必要なのが、敬語を既に使っているのに別の敬語を重ねる二重敬語です。


気づかずに使って、相手に不快な思いをさせてしまうこともあり、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまうこともあります。そうならないためにも、ビジネスシーンにふさわしい言葉遣いを再確認しておきましょう。


まとめ

誤った敬語の使い方を並べていくと驚くほど無数にあります。誤ったまま覚えてしまい使い続けていると、気づいたときに恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。基本的な敬語表現は、間違いなく身につけておくようにしたいものです。


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