ポピー色とりどり500万本 しまばら火張山花公園 長崎

色とりどりのポピーをめでながら、写真撮影を楽しむ家族連れ=しまばら火張山花公園

 「春の花まつり」が開催中の長崎県島原市上折橋町のしまばら火張山(ひばるやま)花公園で、約500万本のポピーが見頃。管理しているNPO法人「しまばら火張山花公園」(松本良一理事長)によると、ゴールデンウイーク後半の5月上旬ごろに満開となり、中旬まで見頃が続く見込み。
 ポピーは園内約10ヘクタールのうち、平成新山を望む2ヘクタールに種がまかれており、赤・白・ピンクのシャーレーポピーや、オレンジ色のカリフォルニアポピーなどが育っている。
 同公園のポピーが紹介されたインスタグラムを見て訪れたという北九州市若松区の主婦、佐古野里美さん(42)は小学5年と年長の娘2人と散策し「花の数がすごい。きれいに映えるよう、娘には白いドレスを着てもらった」と花々を背景に写真撮影を楽しんだ。長女の愛梨さん(10)は「緑のキャンバスに赤や白の絵の具で色を塗ったみたい」と話した。

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