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ソフトバンク、打線ふるわず延長12回2死からの失点で痛い敗戦も 途中出場組の今季初安打は明るい材料

 ◆ソフトバンク2―4ロッテ(3日、ペイペイドーム)

 4時間を超える激闘で最後に力尽きた。延長12回、6番手の又吉が2死まで奪ったが、荻野に決勝2点打を浴びた。小久保監督は「又吉も今年の初登板がなかなかしびれるところだったのでね。切り替えて次やってくれたらいいです」と責めることはなかった。

 先発の東浜が7回4安打1失点の好投。ただ、打線の援護は今宮の先頭打者弾のみにとどまり、リリーフ勝負。同点の9回に投入したオスナが勝ち越しを許した。開幕から5試合中早くも4試合目の登板で初失点を喫した守護神に、小久保監督は「同点は難しいんですよ」と理解を示した。

 指揮官は「それよりももう少し楽な展開というのがなかなかできていない。投手に負担がかかり過ぎていると思う」と打線の奮起を求めた。この試合も6安打2得点のみ。開幕から計12得点と1試合平均2・4点にとどまる。

 少ない得点の中でも先発、リリーフと投手陣がしのいできた。小久保監督は「平均2得点ちょっとで3勝しているわけですからね。これは投手のおかげ」。左腕のメルセデスに対し、1、2番を入れ替える策が初回は今宮の先制弾で当たったが、以降は攻めあぐねた。

 途中出場の中村晃、川瀬に今季初安打が生まれるなど明るい材料も残った。4日は2年目の大津がプロ初先発。早い回からの援護でカード勝ち越しを目指す。(小畑大悟)

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小畑 大悟

小畑 大悟

記者

1982年生まれ。大分県中津市出身。 2007年入社。運動部、折尾支局、東京支社(西武担当)などを歴任。 2022年2月から再び「タカ番」を担当。 スポーツ経験はバスケットボール。趣味はランニング。

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