西スポWEB otto!

Sports otto!

ソフトバンク 課題と言われた先発陣が絶好スタート 開幕ローテ6人そろって5回以上2失点以下 先発防御率「1.36」

 ◆ソフトバンク8―1ロッテ(4日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクの大津亮介投手(25)がプロ初先発に臨み、6回1失点で今季初勝利を飾った。8安打を浴びたが、粘り強い投球で白星を呼び込んだ。

 昨秋、小久保監督は就任会見で先発投手陣を最大の課題に掲げた。昨年中に有原、和田を開幕ローテーションに指名。残る先発枠は春季キャンプから激しい競争をあおり、絞り込んだ。和田が直前の負傷で回避となったため、開幕からの2カードは有原、モイネロ、スチュワート、大関、東浜、大津の順で開幕ローテを組んだ。

 3月29日のオリックス戦(京セラドーム大阪)は開幕投手の有原が7回途中1失点で勝ち投手。2戦目はモイネロが2失点の8回完投負けを喫したが、3戦目のスチュワートは5回1失点とゲームをつくった。

 本拠地に移り、2日のロッテとのホーム開幕戦(ペイペイドーム)は大関が7回無失点。2戦目も東浜が7回1失点、大津も6回1失点で続いた。6投手がそろって5回以上を投げ、2失点以下と好投。先発陣の防御率は驚異の「1.36」でローテが一周した。

 倉野投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーターは「キャンプから競いながら開幕した。高いレベルで競争してくれた結果が、この開幕の6試合につながったと思う。スタートにしては良かったと思うけど、これからが大事になってくる。選手もその気になって頑張ってくれている」と評価した。

 今週は6連戦が組まれているが、その後は週5試合の変則日程が続く。5日の楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)は石川が先発予定。早期復帰を目指す和田も含めて、やりくりにも〝うれしい誤算〟が生まれそうだ。(小畑大悟)

Related otto!

関連otto!

<< 2024年05月 >>
28
29
30
02
03
04
05
06
08
12
16
17
19
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
01

小畑 大悟

小畑 大悟

記者

1982年生まれ。大分県中津市出身。 2007年入社。運動部、折尾支局、東京支社(西武担当)などを歴任。 2022年2月から再び「タカ番」を担当。 スポーツ経験はバスケットボール。趣味はランニング。

Recent Articles

最近のotto!

現在記事はありません。