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「3回やれば1回は取れる」「6割から7割ぐらいかな」パリ五輪金メダル候補の岡田奎樹・吉岡美帆組が本番へ自信【セーリング男女混合470級】

 日本セーリング連盟は10日、東京都内で記者会見を開き、男女混合470級の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)=北九州市出身=と吉岡美帆(ベネッセ)組が今夏のパリ五輪代表に決まったと発表した。岡田は2大会連続2度目、吉岡は3大会連続3度目の出場。日本セーリング界として初めての金メダル獲得へ期待がかかる。

 着実に実績を積み重ねて勝ち得た五輪切符。見据えるのは世界の頂点だ。会見に出席した岡田は「3回やれば(金メダルを)1回は取れるかな。(金以外の)メダルはたぶん3回やったら2回は取れると思っている。しっかり金をたぐり寄せるようにしていきたい」と自信を示し、吉岡は「金メダルが目標。確率は6割から7割ぐらいかなと思っています」と決意を語った。今後は欧州での試合やマテリアルの選定や調整、会場となるフランス・マルセイユでの練習などを行っていく。

 パリから男女混合種目となった470級での金メダル獲得を見据え、2人は東京五輪後にペアを結成。昨年の世界選手権を制し、日本の出場枠を獲得した。パリ五輪代表の選考対象大会の一つだった今年の同選手権でも銅メダルを獲得。選考レースでも高い安定感を見せており、世界トップレベルを維持している。

 470級は全長470センチの2人乗りの船で通称「ヨンナナマル」と呼ばれる。男子は1976年のモントリオール五輪、女子は88年のソウル五輪から五輪競技として採用された。これまでは男女別の実施だったが、パリ大会から男女混合種目となった。男女の役割分担はなく、どちらがスキッパーでもクルーでも出場可能だ。日本勢はこれまで二つのメダルを獲得。96年のアトランタ五輪では女子の重由美子・木下アリーシア組が銀メダル、2004年のアテネ五輪では男子の関一人・轟賢二郎組が銅メダルに輝いた。

■2人の経歴と成績

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