◆ウエスタン・ソフトバンク9―0オリックス(10日、タマスタ筑後)
ソフトバンク2軍の「若鷹打線」が小久保監督の御前試合で17安打9得点とアピール合戦を繰り広げた。復帰登板の和田も6回無失点の好投。試合後、小久保監督の一問一答は以下の通り。
―和田が好投。
「今年一番良かったんじゃないですかね。倉野(投手)コーチ(チーフ)と一緒に見ていましたけど、今年一番、真っすぐも変化球も良かったように見えましたね」
―今後の予定は。
「今日一回ですぐ次は上(1軍)というのはないですけど、今日ぐらい投げてくれれば十分期待できますね」
―まめの状態も一安心。
「なかなか自分の中で指にかかるようなボールが投げられていない状態が続いていたのでね。でも、まめができるということは引っかかる球が増えてきた。今日も問題なかったみたいなので」
―打線では若い選手のアピールが続いた。
「去年まで見ていた選手も多いので。笹川は今日も話しましたけど、ファームで3割以上打って初めて1軍で通用する選手になってくると思うので。ホームランが彼の長所でもありますけど、まずはしっかり率を残すというのは松山(2軍)監督とも話をして、本人にも伝えて。井上も状態は良さそうだったし、(野村)勇とも会いましたし、藤井も最後投げましたしね」
―ファームの現場に来るメリットも多い。
「基本的にスタメンのメンバーはほぼ固定なので、なかなかそういう状態では入れ替えが少ないとリチャードとも話はしました。ただ(対戦カードが)一巡したら動きはあるかもしれないので、それは選手も分かっているでしょうし、僕のいろんなところの発言も見ているでしょうしね。そういう点で来て良かったなと思いましたね」
―今後も視察に。
「今日みたいなタイミングの日がまたあれば。今日は開幕前から決めていた。3月の半ばぐらいからスケジュールしていた。また日程を見て」