トップアート 全身に散りばめられたしぼりパイプが魅せる至高のアート車 昌哉丸

メインアンドンの周囲に厚みのある飾りを施してシートキャリアを思わせるようなオリジナル性を披露。トップの筒出しには、ストロボライトが仕込まれている。

       



アートショップ「エイティーン」が威信をかけて製作したといっても過言ではないのがこの昌哉丸。豪華絢爛たる美しい容姿は、まさにアート(芸術)の名にふさわしい仕上がりといっていいだろう。

その飾りの特徴は、なんといってもクルマ全体にふんだんに使用されたしぼりパイプ。今では貴重となったしぼりパイプをこれだけ大量に投入したクルマがかつて存在しただろうか。

トップパートを飾るバイザー、ミラーステーも、もちろんしぼりパイプを基調としたもの。そこに筒出しや3Dデザインなどモダンテイストを巧みに採り入れ、独自のスタイルを徹底追求して、唯一無二のトップパートを構成している。

一方、ボトムに鎮座するフロントバンパーもしぼりパイプを中心に製作。さらに極彩色のアンドンと抜き加工をプラスし、華やかかつ迫力いっぱいの一品に仕上げている。

また、3面ペイントの入った箱とやはりしぼりパイプのサイドバンパーで構成するサイドパートも魅力的。ボディとサイドバンパーの間にもしぼりパイプとマーカーをインサートし、独自のスタイルに磨きをかける。ほかにも迫力のリアビューなど、見どころたっぷりの昌哉丸。一度は実車を拝みたい1台だ。

各所の写真はコチラから。

カミオン2011年1月号をもとに再構成

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