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金星最多配給は稀勢の里 では“銀星”は?

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稀勢の里

 26日配信記事で取り上げた、大相撲・横綱の金星配給数。この中でも書いたように、今年最も金星を与えた横綱は稀勢の里だった。

 一方、角界には金星に関係した俗語として、対象が横綱ではなく大関の“銀星”というものもある。公式記録や昇給には全く関係がないこの代物だが、それを今年最も多く配給した大関は一体誰なのか。配給数が少ない順に以下に見ていこう。

 最も配給数が少なかったのは栃ノ心。その数は9月場所の1個(正代)、11月場所の5個(玉鷲、北勝富士、正代、嘉風、松鳳山)を合わせて6個となっている。

他の2名とは異なり、5月場所後に大関に昇進したばかりの栃ノ心。対象期間は昇進後の翌7月場所からということで、当然銀星を与えた回数も他の2名に比べると少なくなっている。

次に少なかったのは高安。1月場所の2個(栃ノ心、逸ノ城)、3月場所の2個(遠藤、千代丸)、7月場所の4個(千代の国、貴景勝、魁聖、豊山)、9月場所の1個(正代)、そして11月場所の2個(栃煌山、竜電)と合わせ、その数は11個となっている。

今年は1月、3月、11月場所で、優勝次点となる「12勝3敗」の好成績をマークしている高安。前述した平幕相手の取りこぼしがなければ、優勝力士とは星の差1つだった3月、11月場所の結果も変わっていたのかもしれない。

 3大関で最も多い、18個もの銀星を配給したのは豪栄道。その内訳は1月場所が5個(栃ノ心、嘉風、千代大龍、正代、荒鷲)、3月場所が3個(玉鷲、遠藤、千代丸)、5月場所が4個(玉鷲、千代大龍、阿炎、大栄翔)、7月場所が3個(正代、琴奨菊、貴景勝)、9月場所が1個(魁聖)、そして11月場所が2個(栃煌山、錦木)となっている。

 年間6場所の中で、18個もの銀星を与えてしまった豪栄道。年が明けた2019年は、その数を1つでも多く減らしていきたいところだろう。

 以上が、3大関の今年の銀星配給数である。果たして、この3大関は来年どれだけ配給数を減らすことができるだろうか。

文 / 柴田雅人

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