自民党の麻生副総裁は、22日から4日間の日程でアメリカを訪問します。現地では、トランプ前大統領と会談する方向で調整しています。

自民党の麻生副総裁は22日午前、アメリカ・ニューヨークに向け、羽田空港を出発しました。

関係者によりますと麻生氏は、現地でトランプ前大統領と会談する方向で調整しているということです。実現した場合、会談は「トランプタワー」で行われるとみられます。

ある外務省関係者は、アメリカ訪問の狙いについて「大統領選でトランプ氏が勝利する可能性を意識した『もしトラ』の動きだろう」と述べています。

麻生氏はかつて、当時の安倍首相とトランプ大統領との首脳会談に同席したこともあります。

ある政府関係者は「岸田首相の名代としての面会になり、メッセージを伝えることになるだろう」との見方を示しています。