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国の史跡に「落書き」…“黒いペン”のようなもので 去年も10か所以上に 大阪市

2024年4月17日 20:29
国の史跡に「落書き」…“黒いペン”のようなもので 去年も10か所以上に 大阪市

大阪市にある国の史跡で「落書き」が見つかり、市の職員が「落書き」を消す作業を行いました。この史跡では、去年も「落書き」が見つかっていました。

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大阪市にある国の史跡・難波宮跡。飛鳥時代から奈良時代にかけて、大阪が日本の都であったことを示す宮殿の跡ですが…ところどころに黒いペンのようなもので書かれた「落書き」が…。

大阪市によると、後期難波宮大極殿の復元された基礎の部分で、ペンで書かれたとみられる「落書き」が4か所見つかりました。市の職員が「落書き」を消す作業を行いました。

大阪市・経済戦略局文化部文化課長代理 松田愛さん
「非常に残念です。もう二度とないようにとは思うんですが…それにつきますね」

実は、この史跡での「落書き」は、今回が初めてではありませんでした。

去年10月、ペンやスプレーのようなもので書かれたと見られる「落書き」が12か所見つかり、11月にも、5か所で「落書き」が見つかっていました。警察は、器物損壊の疑いで捜査していましたが、いまだ逮捕には至っていないということです。

今回、再び見つかった「落書き」。大阪市は、警察に被害届を出したということです。

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