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案里氏当選「主目的でない」克行被告弁護側

2021年5月18日 12:03
案里氏当選「主目的でない」克行被告弁護側

公職選挙法違反の罪に問われている元法務大臣の河井克行被告の裁判で最終弁論が開かれ、弁護側は、現金提供について「案里元議員を当選させることが主な目的ではなかった」と主張しました。

克行被告は弁論の間、目を閉じて聞いたり、裁判官の方を見て反応をうかがうような様子を見せたりしています。

弁護側は、克行被告が地元議員や後援会関係者などに渡した現金について、「それぞれに現金を渡した理由があり、案里元議員を当選させることが主な目的ではなかった」と述べました。

また、現金を受け取った側を起訴していないことについて、「克行被告と比べて明らかに不当な取り扱い」「検察にとって有利な証言を得ようとしていることが明らか」と激しく批判。現金を受け取った人々に対する検察側の取り調べについても、「克行被告に不利な供述証拠を作り上げ、積み重ねた」「捜査に重大な違法があることは明らか」と指摘しました。

検察側は、「選挙運動及び投票の報酬であることは明らか」「まさに票を金で買おうとした」として、懲役4年、追徴金150万円を求刑しています。

18日午後には克行被告が最終意見陳述を行う予定です。