上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、１１月３０日午後、真庭市蒜山地区の山沿いでは初雪が降りました。一方、本格的な雪のシーズンを前に鳥取県の大山などに通じる観光道路は、３０日から通行止めになりました。

午後２時４５分頃の真庭市蒜山下徳山です。強い風が吹き、雪が舞っています。蒜山地区の山沿いでは、上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、３０日午後、初雪が降りました。２０２１年に比べ７日遅い初雪です。

一方、本格的な雪のシーズンを前に県道大山上福田線、通称、蒜山大山スカイラインが３０日、通行止めとなりました。この道路は、蒜山高原を経由し、鳥取県江府町までの８・８キロの観光道路で、冬は、２メートルを超える積雪となることから毎年雪が降り始めるこの時期から雪が解ける４月中旬まで通行止めとなります。

３０日は、道路を管理する岡山県の職員らがゲートを閉じ、カギをかけて閉鎖しました。

（美作県民局 真庭地域事務所　大塚雅弘副参事）
「県北や県境を越えるドライバーは、冬タイヤの装着など安全に通行してもらえれば」

岡山県北部の山間部では、３０日夜から１２月２日にかけて雪が積もる可能性もあります。気象台が積雪や路面の凍結などに注意するよう呼びかけています。