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タッチ操作や発話での録画にも対応

ケンウッド、デジタルルームミラー型ドラレコ「DRV-EM3700」。軽自動車向けに10型サイズ採用

公開日 2021/10/05 12:08 編集部:川田菜月
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JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのデジタルルームミラー型ドライブレコーダー “ミラレコ” 「DRV-EM3700」を、10月下旬に発売する。価格はオープンだが、税込50,400円前後での実売が予想される。

「DRV-EM3700」

同社は7月に大画面12型IPS液晶を採用したデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4700」を発売。このたびラインナップ拡大のため、より小型サイズの「DRV-EM3700」を登場させた。なお、従来モデルのDRV-EM4700で好評を得た機能や性能は全て踏襲したとしている。

デジタルルームミラーには、コンパクトカーや軽自動車向けとして、車内に最適な10型IPS液晶を採用。後方映像を広視野角なIPS液晶でリアルタイムかつ高画質に確認できるとする。また液晶はタッチパネルになっており、スライド操作による表示範囲や明るさ調整、タッチ操作による前方・後方の画面の切り替えも行える。電源ボタンを押すことで通常のルームミラーに切り替えも可能だ。

ドライブレコーダーとしては、フロント/リアの2カメラを搭載し、前後両方の撮影に対応。カメラには暗所の撮影に強い、1/2.8型フルカラーの高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載し、さまざまなシーンでの走行映像の高画質録画が可能となる。またいずれのカメラもフルハイビジョン録画(フレームレート28fps)に対応し、WDR機能により白飛びや黒つぶれも抑制する。

フロントには、国内で多い右ハンドル車のドライバーと同じ目線で録画ができる「右側カメラ仕様スライド式フロントカメラ」を採用。フロントカメラはスライドできるため、さまざまなサイズの純正ルームミラーにも取り付けることが可能となっている。

機能面では、走行中にハンドルから手を放さずに音声で録画開始などの操作ができる「音声コマンド機能」を搭載。緊急時などに手動録画を開始できる「イベント記録開始」、静止画撮影ができる「写真をとります」、表示画面を切り替えられる「フロントカメラ」「バックカメラ」「すべてのカメラ」の5つの音声に対応する。

録画機能は他に、エンジンのON/OFFに連動して録画する「常時録画」、内蔵Gセンサーにより突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動録画する「イベント記録」、別売の車載電源ケーブル「CA-DR550」との組み合わせ時に使用できる、最長24時間の「駐車監視録画」を備える。

記録メディアには最大128GBまでのmicroSDカード Class10以上を推奨。また、SDカードのエラーを防ぐ独自の記録システムを採用し、録画の信頼性を高めたとする。付属品として32GB microSDカードも同梱する。

幅広い車種で利用できるよう、専用の固定バンドを用いた「バンド式装着」を採用した。本体サイズはフロントが260.6W×73.6H×46.1Dmm、リアが47.8W×38.0H×26.0Dmm。

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