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USBポートを4端子搭載

EIZO、24.1型液晶モニター「ColorEdge CS2400S」。USB-C装備でノートPCに給電可能

公開日 2023/02/02 18:48 編集部:伴 修二郎
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EIZOは、USB Type-C端子を搭載する映像制作向けの24.1型液晶モニター「ColorEdge CS2400S」を2月24日より発売する。価格はオープンだが、同社直販サイトでは税込108,900円での実売を予定している。

「ColorEdge CS2400S」

写真やイラスト制作などに携わるクリエイター向けの24.1型液晶モニター「CS2420-Z」の後継機にあたるモデル。新たに本体背面へUSB Type-C入力端子を装備し、ノートPCを接続して画面表示やUSB信号の伝送、最大70Wの給電が可能となった。なおDisplayPortと、HDMI入力も搭載している。

また、モニターの側面にUSB Type-Aポートを4端子(USB 5Gbps×2/USB 2.0×2)搭載し、ペンタブレットやヘッドホンといったUSB機器と直接接続して使用することもできる。

モニターの側面にUSBポートを4端子搭載

基本的な製品仕様は「CS2420-Z」と同様で、ディスプレイの解像度は1,920×1,200、アスペクト比は16:10。アンチグレアのIPSパネルを採用し、コントラスト比は1350:1、輝度は410 cd/m2。応答速度は19ms(中間階調域)。

色域はAdobe RGBのカバー率99%を実現し、sRGB相当のモニターでは再現しきれない色まで忠実に再現する。また、印刷業界の標準色であるJMPAカラーやJapan Colorもカバーし、印刷前から出力紙の色味をモニター上で確認できる。

ハードウェア・キャリブレーションに対応し、専用ソフト「ColorNavigator 7」との組み合わせによる表示調整が可能。写真編集やプリント、Webコンテンツ制作などの目的に沿って正確な表示が行える。ほか、キャリブレーションに必要な専用センサーも用意するほか、モニター画面と写真プリントの色合わせが簡単に行える無償ソフトウェア「Quick Color Match」にも対応する。

画面全体を全ての階調で補正して、輝度と色度を均一にする独自の「デジタルユニフォミティ補正回路」を搭載。これにより、画面の隅々までムラの起こりにくい表示を保てるという。また、10-bit入力に対応することで、約10.7億色以上の中から最適な色を選択して表示できるほか、10-bit表示にも対応する。

筐体は、薄いベゼル仕様によるノイズレスな外観を実現。背面ハンドルも備えて、持ち運びやすいように配慮している。

背面イメージ

製品出荷時には、モニター1台ごとに表示状態の測定結果を記した調整レポートを同梱する。加えて、工場出荷時には階調特性やユニフォーミティを1台ごとに細やかに調整しているとのこと。梱包材には環境面に配慮して、段ボールや新聞紙をリサイクルしたパルプ緩衝材を採用。また、ケーブル梱包には紙を使用することで脱プラスチックにも配慮している。

製品購入後は5年間の長期保証をサポート。LEDスタンドや遮光フード、キャリブレーションセンサーといった専用アクセサリーも展開する。外形寸法は554.4W×396 - 551H×245Dmmで、質量は約8.2kg。付属品としてUSB Type-Cケーブル、HDMIケーブルなどを同梱する。

なお発売に先駆けて、明日2月3日より対象店舗で本モデルの先行展示を実施。対象店舗はヨドバシカメラの新宿西口本店、マルチメディアAkiba、マルチメディア横浜、マルチメディア梅田、マルチメディア京都、池袋カメラ・パソコン館、および銀一スタジオショップ。

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