スポーツ

巨人・阿部監督路線進むも「松井秀喜監督」を諦めない理由

復帰1年目で優勝し、名声は高まるばかり(写真/時事通信フォト)

 クライマックスシリーズ(CS)、その先の日本シリーズを見据える巨人。復帰1年目から「日本一」を狙う原辰徳監督の名声は高まるばかりだが、一方では“不協和音”も聞こえてくる。今季限りで現役引退を表明した阿部慎之助(40)のコーチ就任が有力視されており、原監督は阿部を自分の後任監督として育てるつもりでサポート役を集めていると言われ、“原―阿部シフト”の動きが加速している。

 一部では、阿部と長年自主トレをともにした内海哲也(37=西武)や長野久義(34=広島)を将来のコーチ含みで再獲得する、という話まで出ているという。

 その一方で、球団側は「松井秀喜監督」の誕生を諦めていないという。巨人に近いスポーツジャーナリストが語る。

「松井監督は渡辺恒雄・読売新聞主筆の悲願とも言われ、松井氏の新人時代に監督として打撃指導にあたった長嶋茂雄・終身名誉監督の影響力が強いうちに実現させたいと考えているようです。

 松井氏はニューヨークに拠点を置き、ヤンキースGM付特別アドバイザーとして3Aのマイナー選手の打撃指導をしていますが、巨人監督が実現しないのは、肩書きよりも子育てのためと言われている。子供は現在6歳と2歳なので、原監督の任期満了となる2021年シーズン以降は、家族問題での就任へのハードルは今よりも低くなる。もちろんその場合、“阿部監督”は、白紙になってしまいますが……」

※週刊ポスト2019年10月18・25日号

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン