「広東ポップスの女王」アニタ・ムイの伝記映画、本人そっくりな最新トレイラーも話題

anomado    2021年7月12日(月) 12時20分

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香港のトップスターで、歌手および女優として活躍したアニタ・ムイの伝記映画「梅艶芳」から9日、最新のトレイラー映像と3種類のポスタービジュアルが公開された。

香港のトップスターで、歌手および女優として活躍したアニタ・ムイ(梅艶芳)の伝記映画「梅艶芳」から9日、最新のトレイラー映像と3種類のポスタービジュアルが公開された。

2003年に子宮頸がんのため、40歳の若さで他界したアニタ・ムイの生涯を描くこの伝記映画は、映画「コールド・ウォー」(寒戦) シリーズなどで知られるリョン・ロクマン(梁楽民)監督が手掛ける作品。実際にアニタ・ムイと親交のあったリョン監督が、死を前にしたアニタ・ムイに託された計画で、7年間の準備期間を経て実現にこぎ着けている。

アニタ・ムイを演じるのは、香港出身で31歳のモデルのルイーズ・ウォン(王丹妮)。世界規模のコンテスト「エリート・モデル・ルック」(Elite Model Look)においてアジア太平洋地区で優勝し、17歳でモデルデビュー。欧米を拠点に活動し、シャネルやディオールなどハイブランドのショーモデルも務めてきた。

9日に公開されたトレイラー映像とポスタービジュアルは、レスリー・チャン(張国栄)と共演した1987年の映画「ルージュ/胭脂扣」のワンシーンや、コンサートで代表曲の1つ「夕陽之歌」(夕焼けの歌)を歌う姿など、その芸能活動の中から3つの場面を切り取ったもの。「広東ポップスの女王」と紹介され、映像は「忘れられない、やっと会える」の言葉で締めくくられており、アニタ・ムイを記憶する人にとっては胸を打たれる内容となっている。

トレイラー映像に登場したルイーズ・ウォンはこれが映画初出演ながら、目の力強さや表情までアニタ・ムイにそっくりで、視聴した人からは驚きの声が。香港で幅広い年代に愛された特別なスターを演じるにあたって、映画「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーを演じた俳優ラミ・マレックにも匹敵するほどの努力があったはずだと称賛の声も上がっている。(Mathilda

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