韓国城南市で作られていた「30代未婚女性職員リスト」が波紋=ネット「今は朝鮮時代か」「まるでタリバン」

Record China    2021年8月27日(金) 8時40分

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26日、韓国・ヘラルド経済によると、京畿道城南市の人事関連部署の職員が、未婚の30代女性職員151人のリストを作成し、未婚男性である市長秘書官に渡していた事実が発覚し、波紋を広げている。資料写真。

2021年8月26日、韓国・ヘラルド経済によると、ソウル近郊・京畿道城南市の人事関連部署の職員が、未婚の30代女性職員151人のリストを作成し、未婚男性である市長秘書官に渡していた事実が発覚し、波紋を広げている。

記事によると、ウン・スミ市長の前秘書官であるイさんは最近、上記の内容を国民権益委員会に申告した。イさんは「2019年に人事部署の職員から、城南市庁内の31~37歳の未婚女性職員の個人情報をまとめた文書を受け取った」とし、「これは、市の権力の核心部署である市長秘書室の秘書官として働いていた自分(イさん)に取り入るための文書だった」と主張した。

申告書には、未婚の女性職員151人の写真や名前、年齢、所属、職級が書かれたA4用紙12枚の書類も添付された。

イさんは「文書を作成した職員に『好きな女性を選べ』と言われた」「個人の行動ではなく部署レベルで作成された可能性が高い」とも述べた。

また、文書を受け取った後すぐに問題を提起しなかった理由については「当時ウン市長に報告した側近不正・人事不正・契約不正・公職紀綱などの件が全て黙殺されていたため、この問題も黙殺されると判断した」と説明したという。

これについて市関係者は「現在行政福祉センターに勤務している当該職員が文書の作成について認めた」とし、「警察署にこの問題に対する捜査を依頼した」と明らかにしたという。

このニュースを受け、韓国のネット上には「鳥肌が立つ」「今は朝鮮時代か」「まるでタリバン」「『好きな女性を選べ』だなんて、まるでショッピングカタログで商品を選んでいるかのよう」「そのリストを作った意図は何?気味が悪い」「市の女性職員は自分の所有物だとでも思っているの?」など衝撃が広がっており、「リスト作成に関わった人の公務員資格を剥奪して」「徹底的に調査し、厳しく処罰してほしい」と求める声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

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