2021年8月30日、韓国・YTNによると、韓国の有名フランチャイズ豚足店で従業員が長靴を履いた足で生の豚足を踏みつけて洗っている様子を撮った映像が拡散し、物議を醸している。

記事によると、映像は京畿（キョンギ）道烏山（オサン）市のフランチャイズ加盟店で1月中旬に撮影されたもので、ある従業員が手や機械で洗うよう定めている本社の指針を守らず、長靴を履いた足で調理前の豚足を洗っている。当時、店に勤務していた別の従業員らは、この従業員が「同じ長靴を履いたままたばこを吸いに店外に出たり、掃除をしたりしていた」「なぜ足で洗うのかと指摘したところ、『店主の指示だ』と答えた」と証言しているという。

しかし、取材に対し店主は「知らなかったこと」だと否定し、「問題を認知してから4日後に当該従業員を解雇した」と反論したという。一方、当該従業員本人は豚足を足で踏みつけて洗ったことは認めたが、「手で洗うとしっかり水気が切れないので、（足で洗うよう）店主に指示された。長靴は作業専用の物だ」と主張しているという。

フランチャイズ本社側は「管理責任を果たせなかったことを反省するとともに、事実関係を調査中だ」とコメントしている。問題の店は休業とし、特別衛生教育を受けるよう指示したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「うえっ」「汚らしい」「こんな店は潰れてほしい」「飲食業をやっちゃいけない人間だな」「食べる物でこういうことをする人間は、人間の生命を脅かす犯罪として厳罰に処すべきだ」「良心を持って商売してくれよ」「専用の長靴なら理解できるけど…」など、怒りの声が殺到している。

また、「食堂の周辺では従業員が服装はそのままでたばこを吸ってるのをよく見かけるよね」「他の店だって、何をしてるか分からないよね」「外食、デリバリーは信じられない」「家で作って食べるご飯が一番だ」など外食自体に不安を示すコメントも多く見られた。（翻訳・編集/麻江）