サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦した日本はPK戦の末に敗れ、またしてもベスト8進出はならなかった。

5日に行われた試合、日本は43分にコーナーキックからのこぼれ球を前田大然が蹴り込んで先制するも、55分にクロアチアのペリシッチにヘディングシュートを決められ同点に追いつかれる。後半には三笘薫ら攻撃の切り札を投入して勝ち越しゴールを狙いに行くも得点できず。

延長戦でも決着がつかずに今大会初のPK戦に突入したが、南野拓実、三笘、吉田麻也のシュートが相手ゴールキーパーにセーブされ1-3で敗戦。日本は4度目の決勝トーナメント進出で初のベスト8を目指したが、またしても届かなかった。

この試合は中国でも大きな注目を集め、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では日本戦の関連ワードが相次ぎトレンド入りした。

ネットユーザーからは「残念だよ」「本当に惜しかった。PK戦で負けるなんて」「いくつかあったチャンスを1本でも決めていればなあ」「日本は確かに素晴らしかったよ」「尊敬に値する」「敗れはしたけど栄誉を勝ち取った」「泣いた。でもクロアチアとPKまでもつれるなんて日本はもう十分強い」「これまでの戦いを見れば、もうすでにアジアの光だ！」など、日本代表への称賛の声が上がっている。

また、「両チームとも奮闘したいい試合だった」「日本はすごいよ。次の大会はきっとベスト8に行ける」「組み分けが決まった時には日本が決勝トーナメントに進出するなんて誰が想像できたか。ドイツ、スペインを破って首位通過したことでもうすでに今大会最大の勝利者だ」「惜しかった。しかし恐るべし。日本サッカーは世界トップ10に向けて一歩一歩前進している」といったコメントも寄せられた。（翻訳・編集/北田）