韓国人観光客が日本でじゃんじゃん消費、デパート・ホテルの売り上げ回復=韓国ネットは複雑?

Record Korea    2022年12月20日(火) 13時0分

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19日、韓国メディア・ソウル経済は「韓国人観光客が日本でじゃんじゃん使う…デパート・ホテルで高額消費」と題した記事を掲載した。写真は仁川国際空港。

2022年12月19日、韓国メディア・ソウル経済は「韓国人観光客が日本でじゃんじゃん使う…デパート・ホテルで高額消費」と題した記事を掲載した。

記事は日本経済新聞の記事を引用し、「外国人観光客に対する入国規制が緩和されたことで訪日観光客が大幅に増加する中、日本の百貨店、ホテル業界などではコロナ前の水準まで売り上げが回復している」と伝えている。

日本政府観光局(JNTO)によると、10月の訪日客数は49万8600人で、9月の2.4倍に増加した。コロナ前の19年10月と比較すると20%の水準だが、韓国人訪日客は12万2900人と最も多く、約60%まで回復したという。2番目に多かったのは米国(5万3200人)だが韓国の半数にも届かず、香港(3万6200人)、台湾(3万5000人)、タイ(3万4100人)と続く。

円安を追い風に訪日客の高額消費も増えている。日本百貨店協会によると、10月の免税売上高は136億円で、19年10月に比べ47%減少したものの、大手百貨店5社の11月の免税売上高は50~90%水準まで回復している。特に高級ブランドのバッグや高級時計が売れているという。また、日本のホテルや旅館も需要が回復し、客室単価も上向きになっている。パレスホテル東京では11月から平均客室単価が19年を上回り、外国人客の比率が60%を超えたという。

韓国の旅行収支は1989年の海外旅行自由化以来、赤字傾向が続いており、2000年から今年までは22年連続赤字だという。コロナの影響で赤字の拡大勢は失速していたが、今年下半期から海外旅行が本格的に回復したことで再び膨らんでおり、韓国銀行の資料によると年初~10月の旅行収支累積赤字は63億900万ドルに達したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「親日政権になったら、周囲の目も気にせず日本に行こうと大騒ぎ。恥を知れ」「ノージャパンはどうした」「ブランド好きのあきれた人たち」「どうかしてる。そんなに日本に行きたいか?」「後進国型観光客だな」「日本人は韓国でじゃんじゃん浪費するという話は聞いたことがない。無駄遣いしないのが先進国だ。韓国はまだ先進国ではない」「植民支配されていたことも忘れ、日本で外貨を使ってやるなんて」「韓国人であることが恥ずかしくなる瞬間」など否定的な声が上がっている。

一方で、「韓国では何倍もの値段で売られる輸入品を日本で直接安く買えてお得だし、同じような物が韓国製だと日本製に比べ耐久性がなく寿命が短い。だからみんな日本に買い物に行く」「国内旅行はぼったくり価格で人気がないから、その影響もあるだろう」「国内旅行と日本旅行なら費用はそんなに変わらない。それなら海外に行ったほうが満足感は大きい」「日本へのショッピング旅行なら、今の円安こそチャンスだからね」「自分が頑張って稼いだ金をどう使おうが勝手だ」などのコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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