韓国で中国のタンフールーが大ブームに、人気はトッポギにも勝る?

人民網日本語版    2023年11月17日(金) 22時30分

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韓国では最近、サンザシなどをあめがけにしたタンフールーが大ブームとなっており、その人気はトッポギを上回るほどとなっている。

韓国では最近、サンザシなどをあめがけにしたタンフールー(糖葫蘆)が大ブームとなっており、その人気はトッポギを上回るほどとなっている。そして、商機を逃すまいと、タンフールーの店が次々開店している。

韓国の若者の間で今ブームになっているものを見定めることができるソウル・新村(シンチョン)に行くと、韓国で売られているタンフールーの材料のほとんどは果物で、中国のサンザシやアンコとは違うことが分かった。ある店のオーナーは「一番よく売れているのはミカンのタンフールーで、1本4000ウォン(約460円)。1日に200本ほど売れる」と話した。

韓国の市場調査専門機関の統計によると、タンフールーの売上高はここ5カ月の間に10倍以上増加したという。さらに、韓国のソーシャルメディアでは、自宅でタンフールーを自作したり、砂糖を使わないタンフールーの作り方といった投稿が注目を集めている。

タンフールーが大人気となっているため、タンフールーを販売する店の収益は絶好調となっており、中には1カ月当たりの純利益が約62万円に達している店もある。開店資金は他の種類の店に比べて少ないため、韓国ではこの分野の投資・起業ブームが巻き起こっている。

最新統計によると、10月の時点で、韓国の代表的なタンフールーの店の数は約420店舗と、1年の間に10倍に激増した。また、タンフールーブームに乗って、韓国のストリートフードショップ店が続々とタンフールーシリーズの販売を始めて人気になっているほか、小売業界も冷凍タンフールーを研究開発している。近年、多くの中国グルメが韓国で大人気となっており、現在韓国において起業の新たな注目ポイントとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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