【ピックアップ調査資料】職場における暴力とハラスメントの調査報告書(ILO)

2023.01.26 【労働新聞】
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5人に1人が被害経験

 調査は職場における暴力やハラスメントの概観を、世界規模で示す初めての試み。慈善団体などと共同で、2021年に121の国と地域の15歳以上の被雇用者約7万4364人へ行ったインタビュー結果を分析した。5人に1人(22.8%)が身体的・心理的・性的な暴力やハラスメントを経験している。

 心理的な暴力・ハラスメントを受けたことがある者が最も多く17.9%だった。身体的なものは8.5%で、そのうち男性が9.0%と高い。性的なものは6.3%。男性5.0%に対し、女性が8.2%と高く、男女間に最も大きな差異がみられた。若い女性が被害に遭う率は男性の2倍、移民女性は非移民女性の約2倍に上る。

 職場での被害を誰かに打ち明けるケースはわずか半数しかなく、男性(50.1%)は女性(60.7%)より少ない。

職場における暴力とハラスメントの調査報告書(ILO)

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令和5年1月30日第3386号4面 掲載

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