国スポ・全障スポの成功に向けて、全庁挙げた協力を呼び掛けた山口祥義知事=県庁

 今秋に佐賀県で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・全障スポ)の実施本部発足式が2日、県庁であった。本部長の山口祥義知事は「50年に一度の感動を県民と分かち合えるように気持ちよく準備をしよう」と話し、大会の成功に向けた連携強化を呼びかけた。

 実施本部は知事、副知事をはじめ県の各部局長らで構成。県ではSAGA2024・SSP推進局を中心に他部局にも協力を要請し、国スポ・全障スポ合わせて延べ2300人を動員して大会の運営に当たる。発足式では各役割や今後のスケジュールなどを確認した。

 佐賀で開く国スポでは、37の正式競技で天皇杯(総合成績1位)を争い、他に特別競技の高校野球と公開7競技、デモンストレーション28競技が県内全20市町と県外5会場である。全障スポは正式14競技、オープン8競技を県内各地で行う。(蒲原隆寛)