武雄市内の観光地を回るミニ周遊バス「たけめぐり」=武雄温泉駅南口

 武雄市内の観光スポットを回るミニ周遊バス「たけめぐり」に、黒髪山方面に向かう「山内ルート」が加わった。これまで運行してきた「若木・武内ルート」も継続し、ルートを増やして市内観光の利便性を高める。日曜、祝日限定で、来年3月末まで運行する。

 山内ルートは午前10時20分に武雄温泉楼門を出発、武雄温泉駅南口、三間坂駅に止まり、黒髪山陶芸村、道の駅黒髪の里を巡り午後0時18分に武雄温泉駅南口に戻る。黒髪山陶芸村には30分、道の駅黒髪の里には15分滞在し、散策や買い物ができる時間を設ける。

 若木・武内ルートは午後1時40分に武雄温泉楼門を出発。これまで同様に飛龍窯、川古の大楠、武雄温泉物産館で10~15分滞在する。両ルートとも途中からの乗降が可能で、武雄市図書館から県立宇宙科学館や保養村方面への乗り継ぎ(祐徳バス)ができる。

 運賃は200円、小学生、障害者は100円、未就学児は無料。同市観光課は「滞在時間は短めだが、見どころを確認してもらい次回訪問する時の参考にしてほしい」と話している。

 問い合わせは市観光課、電話0954(22)0101。(澤登滋)