浪曲師の玉川太福さん

落語家の立川吉笑さん

 浪曲師の玉川太福さんと落語家の立川吉笑さんが、5月19日14時半から白石町の正徳寺で二人会を開く。創作話芸ユニット「ソーゾーシー」でも活躍する2人が、佐賀で6度目の高座に上がる。

 玉川さんは「天保水滸伝」など古典の名作を継承しながら、新作「地べたの二人」シリーズをはじめ、時事ネタから身辺雑記まで幅広くうなる。立川さんは古典落語の世界観で現代的な笑いを表現する手法を得意とする。昨年は全国若手落語家選手権で優勝し、来年には真打ち昇進を控えている。

 主催する弐の壱寄席の田辺淳子さんは「玉川さんは浪曲界をけん引しているといっても過言ではなく、立川さんはすでに真打ちの腕前と評判」と太鼓判を押す。曲師は玉川みね子さん。

 チケットは3800円(当日500円増し)、大学生以下は1000円(要予約)。問い合わせは田辺さん、電話090(5283)9883。(花木芙美)