多久市先覚者資料館には、膨大な書籍がずらりと並んだ部屋があります。約4000冊に及ぶ、論語など儒学関係の書籍群「廟山文庫」です。これらの本はすべて、多久最後の漢学者といわれる大塚巳一(号・廟山、1896~1950年)が私財を投じて収集したものです。