春をはこぶ名物に! 能古島の「花束ソフトクリーム」が人気

ビオラの花が添えられた花束ソフトクリーム

 季節の花々を楽しめる福岡市西区・能古島の自然公園「のこのしまアイランドパーク」で、食べられるエディブルフラワーが彩りを添える「花束ソフトクリーム」を販売しています。菜の花が満開のパークでは、チューリップやリビングストンデージーなども咲いており、春の訪れを肌で感じながら、甘いスイーツを楽しめます。

カラフル!映えスイーツ

 「カラフルなビオラがのったソフトを花畑で写真に撮れば、インスタ映え間違いなしです」。パークのレストラン担当・北野拓二さんが笑顔で言いました。


濃厚なバニラクリームに花びらを飾り付けて完成

 花束ソフト(税込み600円)は、春先から5月の大型連休にかけて、パーク北側の売店で販売しています。5年ほど前、北野さんらが花を植え替えていた際、一緒に作業していた1人が「(花が)みずみずしくておいしそう…」とつぶやいたことをきっかけに、売店の新しい”目玉”にならないかと商品化の取り組みがスタートしました。

 キンギョソウやナデシコ、サクラなど様々な花を試してみましたが、食感がソフトクリームと合わなかったり、風で花びらが飛んでしまったり、なかなかうまくいかなかったそうです。試行錯誤の末、色合いがカラフルで、クリームの甘さを邪魔しないビオラに決まりました。赤や青、黄色の花びら7、8輪を飾り付けて提供します。


ハウスで栽培している食用ビオラ

 花はパークに隣接するビニールハウスで農薬を使わずに育て、朝一番に摘み取ります。ビオラは摘み取った後も、また花をつけるそうで、収穫ができる間は花束ソフトの販売を続けます。北野さんが「元気な色を選んで摘んでいます」と話すビオラの花びらは、シャキシャキした食感で、爽やかな味わいです。


「花びらは6、7色あります」と北野さん


 春を感じさせるソフトクリームは、テレビ番組などでも紹介され、多い日には600本以上売れるそうです。島名産のイヨカンを使ったジャムのトッピングも人気です。今では、来園者の半数近くが買い求める島の名物になり、北野さんは「多くの人に花の魅力が伝わるとうれしいです」と話します。


「クラッシュ」もいかが?

 イヨカンを砂糖で煮詰めて凍らせ、炭酸で割ったジュース「クラッシュ」(税込み500円)もオススメです。ビオラが収穫できる期間は、花びらを浮かべて提供されます。凍ったイヨカンをストローで崩しながら楽しめば、爽やかな酸味と甘さが口に広がります。

パーク内は「春満開」です!


大勢の観光客が菜の花畑を散策していた

 花束ソフトを扱う売店の前には菜の花畑が広がり、訪れたカップルや家族連れ、観光客が記念写真を撮っています。菜の花は、博多湾を望む約1万平方メートルの斜面におよそ50万本が育っています。開花時期の異なる2種類が咲いているため、例年より長く、4月中旬まで楽しめるそうです。

 ミニ花壇にはチューリップやポピーなどが咲いていました。


赤や黄色のチューリップも

 パーク南側では、約3万株のリビングストンデージーが花を咲かせています。直径5センチほどの花は、日の光が当たると開きます。昼頃に訪れると、ピンクやオレンジ、黄色などの鮮やかな花々を楽しめます。見頃は5月中旬まで続きます。


日の光を浴びるリビングストンデージー。夕方になると花を閉じる



advertisement

この記事をシェアする