LRT貸し切り、6月スタートに 国交省が申請を認可 多くの問い合わせ受け設定

 国土交通省関東運輸局長は30日、次世代型路面電車(LRT)の「宇都宮芳賀ライトレール線」の貸切旅客運賃の上限設定について認可した。運行会社の宇都宮ライトレールが3月に申請していた。

 認可された貸切旅客運賃の上限設定は、片道を1行程として1編成当たり4万円。貸切乗車区間の距離によらず、大人旅客運賃400円の100人分に当たる。運行開始予定日は6月1日。

 同社によると、社会科見学や観光ツアーなどの貸し切りの問い合わせが多く寄せられ、今回の設定に至った。申し込み方法などは決まり次第、同社ホームページに掲載するという。

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