関東自動車（宇都宮市簗瀬4丁目、吉田元（よしだげん）社長）は1日、本県と京都・大阪間を1日1便運行する「とちの木号」で使用していた2階建てバスの運行を、6月30日で終了すると発表した。老朽化が理由で、運行終了後は近距離ツアーやイベントなどで使用する予定。
とちの木号の運行は1995年に始まり、2階建てバスは99年に導入された。現在は2階建てバス1台、通常のバス2台の計3台で運行しており、2階建てバスの運行終了後も運行ダイヤに変更はないという。
運行終了に伴い、同社は6月1日から記念品を贈呈するイベントを行う。2階建てバス利用者に、同車両がデザインされたはがきサイズのアクリルボードを数量限定で配布する。
6月は週末を中心に運行予定で、詳しい運行スケジュールは今後同社のホームページで公表する。同社の担当者は「長年運行し愛着のあるお客さまも多いと思うので、この機会にぜひご乗車いただきたい」と話した。
