「みんなイヌ、みんなネコ」大阪で開幕 「感動で涙が出そう」

 新しい家に迎えられ、幸せになった保護犬、保護猫の写真を集めた写真展「みんなイヌ、みんなネコ」が16日、大阪市北区の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で始まりました。来場された方からは「感動で涙が出そう」といった声が聞かれます。動物臨床医学会の年次大会の一環で、17日まで。入場無料です。

飼い主のメッセージをじっくりと読む来場者
飼い主のメッセージをじっくりと読む来場者

 sippoが企画運営し、大阪開催は3年目になります。野良から生まれたり、飼い主に手放されたりして、保健所や動物愛護団体などに保護される保護犬や保護猫の存在を広く知ってもらい、引き取って飼うことを一般的な選択肢にしたいという願いを込めています。会場では、今は幸せに暮らす元保護犬・猫の写真約100点を、出会いのエピソードや飼い主のメッセージを添えて展示しています。

 会場横にはSNSで人気の猫「ぐっぴー」「くまお」の特設コーナー「ぐっぴー くまくま部屋」も設けられ、この日は飼い主のトークイベントも開かれました。

インスタグラムで募集したフォトコンテストも展示
インスタグラムで募集したフォトコンテストも展示

 インスタグラムで知って写真展に来場したという大阪市の会社員、桑原利恵さん(48)は「保護された経緯や生い立ちはきついけど、今はみんなこんなに幸せそう。感動して泣きそうになりました」と感想を聞かせてくれました。

写真展のロゴ
写真展のロゴ

 また、奈良市の男性会社員(51)は「いずれ時が来たら、自分も保護犬か保護猫を迎えようと思いました」。今年5月に元保護犬を飼い始めたという和歌山県岩出市の主婦、吉村誠子さん(40)は「みんな幸せそうで、うれしくなりました。猫も飼ってみたくなりました」と話していました。

【関連記事】 幸せになった保護犬・猫の写真集 「みんなイヌ、みんなネコ」

sippoのおすすめ企画

sippoの投稿企画リニューアル! あなたとペットのストーリー教えてください

「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


動物病院検索

全国に約9300ある動物病院の基礎データに加え、sippoの独自調査で回答があった約1400病院の診療実績、料金など詳細なデータを無料で検索・閲覧できます。