さすがは常にガチンコのコロンビア代表
コロンビア代表のFWラダメル・ファルカオが、なんとも珍しい“非紳士的行為”でイエローカードを頂戴した。
先週金曜日に横浜で行なわれた日本代表戦に1-0で勝利したコロンビア代表は、火曜日に韓国代表とのテストマッチに臨んだ。試合は序盤から激しい肉弾戦となり、ファウルすれすれのチャージが横行する展開。17分、ソン・フンミンがGKの正面を豪快に抜くショットを決め、韓国が先制点を挙げる。コロンビアも負けじと48分にルイス・フェルナンド・ディアスが狙い澄ましたミドルで一度は同点に追いつくも、韓国は58分、勝ち越しに成功。10番を背負うイ・ジェソンが左足で強力弾をねじ込み、ホームサポーターを熱狂させたのだ。
怒涛の反攻に出るコロンビア。日本戦と同様に、テストマッチであってもガチンコで勝利を目ざすのが、彼らの流儀なのだろう。だが韓国の堅牢は簡単には揺るがず、時計の針は89分に差し掛かろうとしていた。そして、ハプニングが起きるのだ。
韓国の選手が自陣のペナルティーエリア内で倒れ込み、治療に長い時間をかける。これをあからさまな時間稼ぎと受け取り、激高したのが、後半途中から交代出場していたファルカオだった。早く外に出て治療をしろとばかりに、なんと韓国のメディカルスタッフが置いていた救急ケースを外に放り投げたのである。主審から警告を受けて猛抗議するも、明らかな蛮行だった。
先週金曜日に横浜で行なわれた日本代表戦に1-0で勝利したコロンビア代表は、火曜日に韓国代表とのテストマッチに臨んだ。試合は序盤から激しい肉弾戦となり、ファウルすれすれのチャージが横行する展開。17分、ソン・フンミンがGKの正面を豪快に抜くショットを決め、韓国が先制点を挙げる。コロンビアも負けじと48分にルイス・フェルナンド・ディアスが狙い澄ましたミドルで一度は同点に追いつくも、韓国は58分、勝ち越しに成功。10番を背負うイ・ジェソンが左足で強力弾をねじ込み、ホームサポーターを熱狂させたのだ。
怒涛の反攻に出るコロンビア。日本戦と同様に、テストマッチであってもガチンコで勝利を目ざすのが、彼らの流儀なのだろう。だが韓国の堅牢は簡単には揺るがず、時計の針は89分に差し掛かろうとしていた。そして、ハプニングが起きるのだ。
韓国の選手が自陣のペナルティーエリア内で倒れ込み、治療に長い時間をかける。これをあからさまな時間稼ぎと受け取り、激高したのが、後半途中から交代出場していたファルカオだった。早く外に出て治療をしろとばかりに、なんと韓国のメディカルスタッフが置いていた救急ケースを外に放り投げたのである。主審から警告を受けて猛抗議するも、明らかな蛮行だった。
このシーンを動画付きで報じたのが、英大衆紙『The Sun』だ。「怒れるファルカオが時間稼ぎの韓国に抗議の“放り投げ”」と題し、以下のように報じている。
「たしかにホームチームは時間を上手く費やそうとしていたのだろうが、ファルカオの行為は度を越していたと言わざるを得ない。あろうことかメディカルチームのキットバックを怒りに任せて投げ捨ててしまったのだから。単なる親善試合であるにもかかわらずだ! 癇癪(かんしゃく)の報いがイエローカードだったのは当然の成り行きだろう」
その後、アディショナルタイムにはハメス・ロドリゲスのゴールがオフサイドで取り消され、ここでもコロンビア陣営は審判団に激しく詰め寄った。結局スコアは動かず、韓国が2-1で逃げ切ったが、なんとも後味の悪いゲームとなってしまったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「たしかにホームチームは時間を上手く費やそうとしていたのだろうが、ファルカオの行為は度を越していたと言わざるを得ない。あろうことかメディカルチームのキットバックを怒りに任せて投げ捨ててしまったのだから。単なる親善試合であるにもかかわらずだ! 癇癪(かんしゃく)の報いがイエローカードだったのは当然の成り行きだろう」
その後、アディショナルタイムにはハメス・ロドリゲスのゴールがオフサイドで取り消され、ここでもコロンビア陣営は審判団に激しく詰め寄った。結局スコアは動かず、韓国が2-1で逃げ切ったが、なんとも後味の悪いゲームとなってしまったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部