苦い経験も、今後の成長の糧にできれば
[ACL準々決勝第2レグ]鹿島1-1広州恒大/9月18日/カシマ
言い訳はしない。「自分の責任」と繰り返す。町田浩樹は、潔く自らの失策を認めた。
ホームでの広州恒大とのACL準々決勝第2レグ、鹿島は1-1のドローに終わる。アウェーでの第1レグは0-0。トータルスコアは1-1だが、アウェーゴールの差で、前回王者はベスト8で大会から姿を消した。
40分、痛恨のアウェーゴールを与えてしまう。CKからアンデルソン・タリスカに打点の高いヘディングシュートを叩き込まれた。マークに付いていたのは、町田だった。
「単純に、自分がマークを外してしまった。それに尽きると思います」
しっかりと身体を寄せていた。だが、一瞬の隙をつかれて自分の前に入られてシュートを打たれる。「自分がもっと工夫をして、対応もできたと思う」と悔やんだ。
自分のミスを挽回しようと、相手を押し込む時間帯が増えた後半は、左SBの町田も積極的に攻め上がり、攻撃をサポート。相手ゴール前で誰かがプッシュしてくれれば、という惜しいクロスも供給したが、残念ながら結果には結びつけられなかった。
言い訳はしない。「自分の責任」と繰り返す。町田浩樹は、潔く自らの失策を認めた。
ホームでの広州恒大とのACL準々決勝第2レグ、鹿島は1-1のドローに終わる。アウェーでの第1レグは0-0。トータルスコアは1-1だが、アウェーゴールの差で、前回王者はベスト8で大会から姿を消した。
40分、痛恨のアウェーゴールを与えてしまう。CKからアンデルソン・タリスカに打点の高いヘディングシュートを叩き込まれた。マークに付いていたのは、町田だった。
「単純に、自分がマークを外してしまった。それに尽きると思います」
しっかりと身体を寄せていた。だが、一瞬の隙をつかれて自分の前に入られてシュートを打たれる。「自分がもっと工夫をして、対応もできたと思う」と悔やんだ。
自分のミスを挽回しようと、相手を押し込む時間帯が増えた後半は、左SBの町田も積極的に攻め上がり、攻撃をサポート。相手ゴール前で誰かがプッシュしてくれれば、という惜しいクロスも供給したが、残念ながら結果には結びつけられなかった。
失点に関与したのは事実だ。それが勝負の行方を大きく左右したかもしれない。沈んだ表情からは、個の部分で力不足を痛感しているようにも見て取れた。
大事なのは、突きつけられた現実とどう向き合い、奮起できるか。「あと3つ、タイトルを獲れるチャンスがある」と前を向く。気になるのは「すぐには切り替えられないですけど」という湿りがちなコメントだが、「次の試合に向けて準備していきたい」とも語る。
失点に絡まないDFなどいない。苦い経験も、今後の成長の糧にできれば、町田自身にとっても、チームにとっても、価値のあるものになるはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【ACL PHOTO】鹿島 1-1 広州恒大|鹿島ACL連覇ならず。1-1ドローもアウェーゴールの差で広州が浦和との準決勝へ
大事なのは、突きつけられた現実とどう向き合い、奮起できるか。「あと3つ、タイトルを獲れるチャンスがある」と前を向く。気になるのは「すぐには切り替えられないですけど」という湿りがちなコメントだが、「次の試合に向けて準備していきたい」とも語る。
失点に絡まないDFなどいない。苦い経験も、今後の成長の糧にできれば、町田自身にとっても、チームにとっても、価値のあるものになるはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【ACL PHOTO】鹿島 1-1 広州恒大|鹿島ACL連覇ならず。1-1ドローもアウェーゴールの差で広州が浦和との準決勝へ