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【五輪後の日本代表スタメン&序列予測】左サイドとGKに一考の余地。18歳・鈴木彩艶の重さ、パワーは魅力

カテゴリ:日本代表

清水英斗

2021年05月28日

左サイドバックとともに2列目の左サイドも決定力を考えれば…

清水氏が考える五輪後の日本代表メンバー。

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 今年9月にはカタール・ワールドカップ・アジア最終予選が始まる。東京五輪を終えたU-24世代との本格的な融合が進むなかで、A代表に組み込むべき人材は誰か。そしてスタメンの顔ぶれ、各ポジションの序列はどのようになるか。

 五輪後の最終予選を見据え、森保ジャパンの新陣容について、サッカーライターの清水英斗氏に予想してもらった。

――◆――◆――

 昨秋の欧州遠征から続く流れを経て、A代表は完成度を高めているので、正直なところ、U-24との入れ替わりが期待できるポジションはさほど多くない。唯一、人材不足に悩むのは左サイドバックだが、U-24代表も同様に欠けている。国際試合に自信を持って推せる選手がいない。長友佑都か、あるいはユーティリティの中山雄太に頼るのが現状だ。

 左サイドはその前方も気になる。本来ならば南野拓実のポジションだが、クラブでの出場機会が激減したことが不安視され、また、右サイドから伊東純也の突破力とクロスを生かす形を考えたとき、反対の左サイドはゴール前に飛び込めるタイプを置くのも一つのやり方だ。南野はそこそこゴール数を記録しているが、チャンスの量を踏まえれば、決定力は物足りない。

 そこでセルビアリーグで得点感覚を磨いた、浅野拓磨の左サイド起用を考えた。伊東のクロスだけでなく、両翼の飛び出しを、大迫勇也と鎌田大地が生かす形になる。ただ、浅野はクラブの契約問題が泥沼化するリスクがあるので、その場合は前田大然を起用する。

 一方、浅野ではなく、得点力も備えた鎌田を左サイドへ移す形も有効だが、その場合はトップ下に誰を置くのか。久保建英を入れると、昨今のA代表が大事にするプレス強度が落ちるリスクは気になる。今の森保ジャパンの傾向を踏まえれば、プレス強度の保証は優先事項であり、その視点からも、アグレッシブに走れる浅野(前田)を左サイドに置く形にした。
 左サイド以外に、もう一つ気になるポジションは、GKだ。権田修一は経験ある主力であり、シュミット・ダニエルも技術確かなGKだが、そろそろ年齢が気になる。権田は32歳、シュミットは29歳だ。

 若い年代に目を移すと、GKは素材の宝庫である。身長は190センチ以上が多く、大型化が進んでいる。この中から、A代表で頭角を現わす選手は必ず出てくるはず。

 特に気になるのは、浦和でここ最近、西川周作に代わってスタメン出場を続けている18歳の鈴木彩艶だ。
 
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