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岩佐陣営 挑戦者の“頭”に警戒感 浜田氏「スタートからポイントを」

[ 2018年8月11日 05:30 ]

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   王者・岩佐亮佑―同級1位 TJ・ドヘニー ( 2018年8月16日    後楽園ホール )

サンドバックを叩くドヘニー(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 王者・岩佐を指導するセレス小林会長が、挑戦者の“頭”に警戒感を示した。

 都内で行われたドヘニーの公開練習を視察し、左まぶたなど顔に目立つ傷をチェック。「かなり目(の上)を切っているっぽい。頭からぶつけてくるのかな」とバッティングで出血し、試合がストップとなる可能性を口にした。岩佐のパンチで負傷して試合が止まればTKO勝ちだが、偶然のバッティングなら途中までの採点で勝敗が決まる。本紙評論家の浜田剛史氏(帝拳ジム代表)は「スタートからポイントを取っておく必要がある」と指摘した。

 岩佐は小国以載(角海老宝石)から王座を奪ったが、小国に敗れた元王者グスマン(ドミニカ共和国)を指導していたのがドヘニーのベルムデス・トレーナー。ドヘニーは「今回はその仕返し」とトレーナーにベルトを取り戻す決意を示した。

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2018年8月11日のニュース