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王者・内藤律樹、挑戦者の永田大士ともに一発パス

[ 2018年10月10日 16:29 ]

2度目の防衛戦に臨む内藤律樹(右)と挑戦者の永田大士(撮影・中出 健太郎)
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 ボクシングの東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ(11日、後楽園ホール)の前日計量が10日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、2度目の防衛戦となる王者・内藤律樹(27=E&Jカシアス)はリミットの63・5キロで、挑戦者の同級14位・永田大士(28=三迫)は100グラム軽い63・4キロで、それぞれ一発パスした。戦績は内藤が22戦20勝(7KO)2敗、永田が13戦11勝(5KO)1敗1分け。

 両者は昨年、数回スパーリングした経験があるが、計量で対面した内藤は「スパーの時はデカいなと思ったけど、減量中なので小さく感じた」とコメント。「気持ちも強いし、いい選手だと思う」と評しながらも、「やっぱりキャリア、技術の差はあると思うので、見せつけていきたい。武器のスピードで相手に何もさせない。後半ストップを狙っていきたい」と抱負を口にした。試合が終われば米ニューヨークへ向かい、現地プロモーターにアピールする予定。初防衛戦は終盤にダウンを喫しただけに、「次につながる試合をしていきたい。アピールすることが重要」と話した。

 一方、タイトル初挑戦の永田は「やっと来れたなという感じ。早く試合がしたい。待ち遠しい」と意気込んだ。スパーでの内藤を「うまかった」と認めながらも、「やることは決まっている。挑戦者として戦うだけ。通過点と言えるように、絶対獲りたいですね」と決意表明した。9日からボクシング漫画「がんばれ元気」を読んではまっているそうだが、「眠れなくなるので残りは試合が終わってから読みます」と苦笑いした。

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2018年10月10日のニュース