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王者・清水、特製すっぽんスープで鋭気「うまいわー。しみるわー」 挑戦者・上原は「気持ちでは負けない」

[ 2018年12月2日 14:31 ]

<東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ>前日計量を一発パスした王者・清水聡(左)と挑戦者の上原拓哉
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 ボクシングの東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦(3日、後楽園ホール)の前日計量が2日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、王者・清水聡(32=大橋)、挑戦者で同級6位の上原拓哉(23=アポロ)ともにリミットの57.1キロで一発パスした。

 12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストでプロ7戦7勝KOの清水と、16戦16勝10KOの上原の無敗対決。清水にとっては世界挑戦への“卒業試験”と位置付ける重要な一戦だ。

 清水は計量を終えると、いつものように特製すっぽんスープを喉に流し込み、「うまいわー。しみるわー。これ飲むとギンギンになるんです。パンチが」とアピール。4度目の防衛戦となる今回のテーマを問われると、「いつもと一緒。自分のボクシングをするだけ。観客を楽しませたい」と答えた。

 故郷・岡山の後援会が横断幕を作成し、当日の後楽園ホールで初披露されることには、「僕も実物は初めて見るので、見たら気持ち入りますね」と奮い立った。

 一方、上原はオリンピアンとの初対面に「緊張しました」と言いながら、勝敗のポイントに「気持ち」を挙げ、「全力でるだけ。気持ちで負けたら終わりなので、気持ちでは負けない」と金星奪取を誓っていた。

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2018年12月2日のニュース