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田中恒成VS田口良一! 3・16岐阜で“因縁の対決”が実現

[ 2019年1月10日 14:05 ]

WBO世界フライ級タイトルマッチで激突する両雄。それぞれのチャンピオンベルトを手に撮影に応じる王者・田中恒成(左)と挑戦者・田口良一(右)
Photo By スポニチ

 世界最速に並ぶプロ12戦目で3階級制覇を達成したプロボクシングのWBO世界フライ級王者・田中恒成(23=畑中)が10日、名古屋市内で会見し、3月16日に岐阜市の「岐阜メモリアルセンター で愛ドーム」で、元WBA&IBF統一世界ライトフライ級王者・田口良一(32=ワタナベ)と対戦すると発表した。

 田中はWBO世界ライトフライ級王者だった17年末にWBA同級王者だった田口との統一戦を計画していたが、同年9月の2度目の防衛戦で両目に眼窩底骨折を負い、プランは白紙に。その後、田中がフライ級に転級するため、王座を返上。一方、17年大みそかにWBA&IBF統一王者になった田口は昨年5月に王座陥落。昨年9月に3階級制覇を果たした田中に再起を目指す田口が挑戦する形で“因縁の対決”が実現することになった。

 田中は「いろいろ状況は変わったけど、対戦できることをうれしく思っている。レベルアップしたところを見せたいので今回は倒しにいきます」と宣言。これが階級を上げての再起戦となる田口は「本当に強い相手だが、盛り上がる試合をして勝ちたい」と話した。

 戦績は田中が12戦12勝7KO無敗、田口が32戦27勝12KO3敗2分け。

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2019年1月10日のニュース