貴公俊 復帰場所で2連勝 観客拍手で気持ち新た「感謝を忘れないように」

[ 2018年7月11日 14:01 ]

大相撲名古屋場所4日目 ( 2018年7月11日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所4日目>隠岐の富士(手前)を寄り切りで下す貴公俊(撮影・椎名 航)
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 復帰場所で貴公俊が連勝を飾った。幕下の隠岐の富士と対戦し左上手を取り寄り切り。立ち合いから前に出る危なげのない内容だった。

 「余裕という感じは(自分では)なかった。攻めることだけを考えていました」。復帰戦となった2日目の一番は取組前に膝の関節がズレるアクシデントに見舞われたが、すぐに元に戻し圧勝した。ただ、過去に同じような経験をしていたとはいえ「不安でした。きょうは自分でも気を付けていました」と振り返る。2日目の夜は宿舎で患部を冷やしてマッサージを施しケアに努めたという。

 取組前には観客席から「タカヨシトシ!!」の声援が飛び、勝ち名乗りを受けた後には大きな拍手ももらった。「皆さんに(取組を)見てもらえて、あらためていいなと思いました。素直な気持ち、感謝の気持ち、謙虚な気持ちを忘れないように、親方の言うことを聞いて(頑張っていきたい)」と気持ちを新たにしていた。

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2018年7月11日のニュース