池江璃花子 日大合格、競泳名門へ進学の意向 コーチ変わらず

[ 2018年10月4日 05:30 ]

8月、アジア大会から帰国し、金メダルを手に笑顔を見せる池江璃花子(撮影・西尾 大助)
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 20年東京五輪で活躍が期待される競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が3日、日大スポーツ科学部のAO入試に合格した。東京・淑徳巣鴨高3年で、複数の強豪大学から勧誘を受けていたが、故古橋広之進・元日本水泳連盟会長らを輩出した名門に来年4月から進学する意向を示している。

 池江は高校時代に飛躍的な成長を遂げ、16年リオデジャネイロ五輪に出場。現在は自由形、バタフライの個人5種目で日本記録を持つ。今夏のジャカルタ・アジア大会では金メダル6個を獲得し、大会最優秀選手(MVP)に選ばれた。今年5月から、五輪2度出場の三木二郎コーチの指導を受けており、日大進学後も同コーチのもとで練習する。

 《下級生部員が2年前自殺》この日、日大水泳部の下級生部員が2年前に自殺していたことが一部で報道された。部内のトラブルが原因との指摘もあるが、日大企画広報部は本紙の取材に「本人および家族のプライバシーのため、詳細についてはお答えを差し控えます」と回答した。9月26日には水泳部の上野広治監督が会見し、9月上旬に上級生による下級生への暴力があったことを明かしている。

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2018年10月4日のニュース