ナゲッツが王者ウォリアーズを2点差で撃破 ポールを出場停止処分で欠くロケッツは2敗目

[ 2018年10月22日 14:04 ]

終了直前、ウォリアーズ・ジョーンズのシュートをブロックしたナゲッツのエルナンゴメス(AP)
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 NBAは21日に各地で4試合を行い、ナゲッツは地元デンバー(コロラド州)でファイナル3連覇を狙うウォリアーズに100―98(前半47―49)で競り勝って9季ぶりの開幕3連勝。2点をリードして迎えた第4Qの残り2・4秒、ウォリアーズの新人センター、ダミアン・ジョーンズ(23)がゴール下で打とうとしたシュートをスペイン出身のフォワード、フアン・エルナンゴメス(23)が背後からブロックして勝利を収めた。

 ウォリアーズは2勝1敗。ステフィン・カリー(30)が30得点、ケビン・デュラント(30)が20得点と11リバウンドをマークし、第4Q3分32秒で13点差をつけられながら残り1分29秒に同点としたが勝ち越すことはできなかった。97―99で迎えた残り9・6秒にはドレイモンド・グリーン(28)がフリースローの2本目を失敗。最後のプレーではカリーがゴール下にいたジョーンズにパスを繰り出したが、エルナンゴメスの好ディフェンスにあって同点機をつぶした。

 ホークスは敵地クリーブランド(オハイオ州)でキャバリアーズを133―111(前半64―60)で退けて今季3戦目で初白星。ドラフト全体5番目に指名された新人のポイントガード、トレイ・ヤング(20)が6本の3点シュートなどで35得点と11アシストを稼いで勝利に貢献した。NBAのルーキーで35得点&10アシスト以上を記録したのは2010年のステフィン・カリー(ウォリアーズ)以来。レブロン・ジェームズ(現レイカーズ)が抜けたキャバリアーズは開幕3連敗となった。

 膝を故障していたサンダーの主力ガード、ラッセル・ウエストブルック(29)は地元オクラホマシティー(オクラホマ州)で行われたホーム開幕戦で戦列に復帰。35分出場して32得点、12リバウンド、8アシストをマークしたが、チームは120―131(前半56―68)で敗れてキャバリアーズ同様に開幕3連敗を喫した。

 キングスは3戦目で初勝利。昨季途中でキャバリアーズから移籍してきたイマン・シャンパート(28)がキングスの選手としては初めてコートに登場し、第1Qの16得点を含めて26得点を稼いでチームを勝利に導いた。

 クリッパーズは地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でロケッツを115―112(前半54―53)で下して2勝1敗。チームのフリースローは26本全部成功で、これが結果的に白星に結びついた。

 クリス・ポール(33)を乱闘による出場停止処分で欠いたロケッツは1勝2敗。昨季のシーズンMVP、ジェームズ・ハーデン(29)は40分出場して31得点と14アシストをマークし、チームの3点シュート成功率も42・9%(35本中15本成功)に達したが、フリースローを15本中4本失敗したことが点差に反映される結果となった。

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