石川遼 7年ぶり参戦も男子最下位 シニアが6年ぶりV

[ 2018年12月10日 05:30 ]

日立3ツアーズ選手権 ( 2018年12月9日    千葉県 グリッサンドGC(男子3658ヤード、シニア3380ヤード、女子3113ヤード、いずれもパー37) )

後半の4番、今平(右)のバーディーパットが決まらず悔しがる石川(撮影・沢田 明徳)
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 7年ぶりに参加した石川遼(27=CASIO)は、今季の賞金王・今平周吾(26=フリー)とコンビを組んだが振るわず、2連覇中だった男子(JGTO)も最下位の3位に終わった。シニア(PGA)が10ポイントで12年以来、6年ぶり3度目の優勝。MVPはシニアのプラヤド・マークセン(52=タイ)が輝いた。

 6人全員が黒のウエアで臨んだ男子は3連覇を逃した。石川は「緊張もあったのか、前半はうまくいかなかった」と唇をかんだ。前半の石川、今平組はスコアが伸びず3チーム中最下位。後半、パー5で連続バーディーを奪うなど見せ場はつくったが、米山、マークセン組には及ばず2位。男子は最下位だった。

 今年は優勝したシニアが幹事で、ティーグラウンドの位置など、コースセッティングを担当。飛距離で劣るシニアや女子に有利な条件だったことは否めないが、「こういうセッティングでも勝たないと」とあえて厳しい見解を述べる。今年最後の大会を終え「こういう苦しいなかでプレーしていくことが、JGTOのためにもなる」と選手会長らしくさらなるレベルアップを求めた。

 ▽競技方法 各団体6人が2人1組でペアになり各団体1ペアずつが同組で回る。前半は各ペアがそれぞれのボールでプレーし良い方のスコアを採用するフォアボール方式、後半は各ペアが1つのボールを交互に打つフォアサム方式。前後半それぞれの合計ストロークで争い、同組内の順位に応じポイントを配分。前半は1位2ポイント、2位1ポイント、3位0ポイント。後半は1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント。順位が並んだ場合は下位のポイントと合計したポイントを分け合う。ティーグラウンドは団体により異なる。

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2018年12月10日のニュース