五輪代表ヘッドコーチ 丸山茂樹 来季の日米両シニアツアーにエントリー

[ 2018年12月16日 18:26 ]

来年の日本シニアオープンでのシニアデビューを示唆した丸山茂樹(右から2人目)と、左から渡辺彩香、内藤雄士、1人おいて、稲森佑貴
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 五輪代表ヘッドコーチの丸山茂樹(49=セガサミーホールディングス)が、来季の国内公式戦の日本シニアオープン(9月19日開幕、埼玉・日高CC)でシニアデビューする可能性を示唆した。

 来年9月12日で50歳となり、日米両シニアツアーの出場資格を得ることから「日本も米国も(シニアツアー出場の)登録は済ませた。ただ、いきなり(デビューが)公式試合というもの苦しい。そのあたりもじっくり考えたい」と話した。

 丸山は長年、左手首痛に苦しみ17年に手術を受けた。患部への負担を減らすため昨年からベースボールグリップを導入。「僕のこの年で(米国の試合)環境に耐えられるか。メンタルが一番大事だし、体力的にも相当消耗する。(米シニアツアーへの)フル参戦は自分の中で、きついかなというのはある。それに上位は結構飛ばす選手ばかり。ランガーさんも270〜280ヤード平均で飛ばしている。それは僕には無理。しかも(今は)ベースボールグリップ。(米シニアツアーのレベルに)に行けるかどうか、この10カ月くらいで考えたい」と話した。

 一方で競技復帰に向け、着々と準備を整え始めているのも事実。年明けからは米国カリフォルニア州にある自宅を拠点に、本格的にトレーニングを始める予定だ。「(米シニアへの)前向きな姿勢がないと自分のモチベーションも上がらない。もちろんそれと同時に日本のシニアを大切にしたい気持ちもあるし、盛り上げたいと思っている」と話した。

 この日は東京・銀座のPGMゴルフアカデミー銀座で「丸山茂樹ジュニアファンデーション」の“クリスマスイベント”を開催。日本オープン覇者の稲森佑貴や女子プロの渡辺彩香らも参加し小学1〜4年のジュニア23人とシミュレーションゴルフを使ったゲームを楽しんだ。

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2018年12月16日のニュース