バックス、5連勝で40勝一番乗り 球宴主将のアデトクンボが43得点

[ 2019年2月7日 14:59 ]

43得点を挙げたバックスのアデトクンボ(AP)
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 NBAはトレード期限前日となった6日に各地で7試合を行い、東地区全体首位のバックスは地元ミルウォーキーでウィザーズを148―129(前半85―65)で退けて5連勝。ここ12戦で11勝目を挙げ、今季53戦目でリーグ40勝一番乗りを果たした。

 球宴で主将を務め、7日にチーム編成のドラフトを控えているバックスのヤニス・アデトクンボ(24)は31分の出場でフィールドゴール(FG)を21本中17本成功させて自己記録にあと「1」と迫る43得点をマーク。今季の成功率が19・3%だった3点シュートも3本とも決めてチームを引っ張った。

 148点はチームの今季最多。FG成功率(60・2%)も今季最高で第1Qだけで50点を奪う猛攻だった。

 この日だけでオットー・ポーターJR(25→ブルズ)とマーキーフ・モリス(29→ペリカンズ)をトレードで放出したウィザーズは最大25点差から第4Q序盤で7点差にまで詰め寄ったが反撃もここまで。ブラドリー・ビール(25)が30得点を稼いだが、3連敗を喫して22勝32敗となった。

 ロケッツは敵地サクラメントでキングスを127―101(前半76―45)で下して3連勝で32勝22敗。ジェームズ・ハーデン(29)は32分の出場で3点シュートを13本中8本成功させて36得点を記録した。

 ハーデンは30得点以上の連続記録を28試合に更新。ウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)が保持している歴代2位の記録(31試合)まであと「3」と迫ってきた。

 キングスは28勝26敗。バディー・ヒールド(26)が20得点と10リバウンドをマークしたが、チームの連勝は3で止まった。

 なおトレード期限は米東部時間の7日午後3時(日本時間8日午前5時)。6日までにマーベリクスのハリソン・バーンズ(26)がキングス、キングスのイマン・シャンパート(28)がロケッツ、オーストラリア代表でバックスに在籍していたソン・メーカー(21)がピストンズ、ヒートのタイラー・ジョンソン(26)がサンズに移籍することで各チーム間で合意に達している。

 <その他の結果>

*ネッツ(29勝27敗)135―130ナゲッツ(37勝17敗)

*ジャズ(31勝24敗)116―88サンズ(11勝45敗)

ペリカンズ(24勝31敗)125―120*ブルズ(12勝42敗)

*マーベリクス(25勝28敗)99―93ホーネッツ(26勝28敗)

*ウォリアーズ(38勝15敗)141―102スパーズ(32勝24敗)

 *はホームチーム

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